プレスリリース

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世田谷文学館開館30周年記念事業
「セタブン30祭 1995-2025」展 ほか

1995年4月に誕生した世田谷文学館(愛称《セタブン》)は、今年開館30周年を迎えました。「文学館って何をするところ?」と問われ続けて幾年月。「文学を体験する空間」をコンセプトに、そしてあらゆる表現ジャンルに文学は遍在するという信念のもと、絵本やマンガ、映像、デザイン、美術などの分野にもチャレンジしながら《セタブン》の個性を追求してきました。長年にわたり応援くださった皆さまへの感謝の気持ちを込めて、この秋「セタブン30祭」を開催いたします。初心に立ち返って改めて文学の可能性を問いかけつつ、期間中は、30年間の歩みを振り返る展示、シンポジウム、連続講演会など多彩なプログラムをおとどけいたします。

「セタブン30祭」ロゴ

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1995年4月に誕生した世田谷文学館(愛称《セタブン》)は、今年開館30周年を迎えました。
「セタブン30祭」として、30年間の歩みを振り返る展示、シンポジウム、連続講座など多彩なプログラムをおとどけいたします。
どうぞお楽しみに!

*他にも関連事業がございます。各事業の詳細は、世田谷文学館ホームページをご覧ください
*催事内容は、変更や延期・中止になる場合がございます。ご確認の上お出かけください


展覧会ラインナップ
「セタブン30祭 1995-2025」展
会期:2025年10月7日(火)~11月16日(日)
世田谷文学館30年の歩みを、ポスター展示やオリジナル映像で振り返ります。
【会場】世田谷文学館 1階文学サロン
【入場料】無料
*催場のため、イベント開催日はご覧いただけない場合があります

「セタブン30祭」ロゴ
「セタブン30祭」ロゴ

企画展「ドナルド・キーン展 Seeds in the Heart」 
会期:2025年11月15日(土)~2026年3月8日(日)
日本文学者・ドナルド・キーン(1922~2019)は、10代でアーサー・ウエーリ訳「源氏物語」と日本思想史を教える角田柳作と運命的に出会い日本・日本文化への深い関心を抱き、その後の長きにわたる研究生活を始めるとことになります。本展は、開館30周年の世田谷文学館において、ドナルド・キーンの偉業とともに、あらためて〈日本文学〉の魅力をお伝えするものです。
【会場】世田谷文学館 2階展示室
【観覧料】一般 1000円ほか

画像提供:一般財団法人ドナルド・キーン記念財団
©一般財団法人ドナルド・キーン記念財団
【ドナルド・キーン展 Seeds in the Heart オンライン・プレスリリースはこちら】
https://www.artpr.jp/setabun/donald-keene2025



後期コレクション展「世田谷線・100年間のものがたり」
会期:2025年10月18日(土)~2026年3月31日(火)
同時開催 ムットーニコレクション
世田谷線沿線にはこれまで多くの作家たちが暮らし、また、多くの作品の舞台ともなりました。林芙美子は世田谷線開業と同じ1925年に三軒茶屋駅からほど近い長屋に越し、「放浪記」にそこでの日々を綴っています。竹久夢二は1924年に松原に自宅兼アトリエを建て、翌年初めて家の前を電車が通った日の情景を「出帆」に描きました。本展では、世田谷線開業以降2025年までの100年のあいだ、この沿線で紡がれたたくさんの物語を、作家たちのエピソードも交えながらご紹介します。
【会場】世田谷文学館 1階展示室
【観覧料】一般 220円ほか

山下駅1969年(写真提供:東急株式会社)
山下駅1969年(写真提供:東急株式会社)


イベントラインナップ

ポンピドゥーセンター外観

映画『やさしいライオン』(1970/1998年製作)
©手塚プロダクション

映画上映会「30祭 やなせたかしシネマ」(DVD上映)
会期:2025年8月30日(土)
アンパンマンの生みの親・やなせたかし(1919-2013)は、漫画家・詩人、絵本作家、イラストレーター、デザイナー、編集者など多彩な活動を繰り広げました。子どもから大人まで、あらゆる世代が楽しめる〈やなせ作品〉を原作とするアニメーション映画を2作上映します。2005年に作家が当館へ来館して以来となる、20年ぶりの特別上映企画です。
【上映作品】『やさしいライオン』(1970/1998年製作)©手塚プロダクション、『ハルのふえ』(2012年公開)©やなせたかし/TMS
【開催時間】1回目 10:50~12:10、2回目 14:00~15:20
【会場】世田谷文学館 1階文学サロン
【対象】乳幼児~一般
【定員】当日先着90名(直接会場へお越しください。上映時間の各30分前から入場整理券を配布します)
【参加費】無料
*企画展「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」(2026年6月30日~9月6日、世田谷文学館で開催予定)


記念シンポジウム「文学、この素晴らしきもの――21世紀の文学と文学館の役割」
会期:2025年9月6日(土)
世田谷文学館が、これからの文学振興において、どのような存在であるべきか。シンポジウムを通して、その未来像を探ります。
【ファシリテーター】紅野謙介(公益財団法人日本近代文学館専務理事・日本近代文学研究者)
【パネリスト】荻野アンナ(神奈川近代文学館館長・公益財団法人神奈川文学振興会理事長・作家)、鴻巣友季子(公益財団法人せたがや文化財団理事・日本文藝家協会常務理事・翻訳家)、保坂展人(世田谷区長・オンライン出演)、亀山郁夫(世田谷文学館館長・ロシア文学者 )
【開催時間】14:00~15:30(開場は13:30)
【会場】世田谷文学館 1階文学サロン
【対象】一般
【定員】当日先着150名(直接会場へお越しください)
【参加費】無料


連続講演会「世界文学への誘い~愛について~」
会期:2025年9月21日(日)~11月2日(日)
「人間は、謎である」とは、ロシアの文豪ドストエフスキーの言葉。その謎の奥底で蠢くもの、それこそが「愛」。喜びの泉であると同時に、時に人を蝕む毒。その解きがたい謎に迫ろうと、古今東西を問わず、世界の作家や詩人たちは、無数の「愛の姿」を描いてきました。本講座では、日本を代表する外国文学研究の第一人者たちが、翻訳者ならではの鋭敏なセンスを手がかりに、スフィンクスのごとく黙する「人間という謎」に、言葉の限りを尽くして迫ります。(世田谷文学館 館長亀山郁夫)
【開催日程・出演】
第1回 9/21(日)「恋の矢は永遠に飛び続ける ― ロシア文学における愛の変奏」
講師:沼野充義(ロシア東欧文学研究者、東京大学・名古屋外国語大学名誉教授)
第2回 10/19(日)「現代中国百年の恋人たち ― 魯迅「愛と死」と張愛玲「傾城の恋」そして莫言『酒国』」
講師:藤井省三(東京大学名誉教授、名古屋外国語大学教授)
第3回 10/25(土)「詩と小説のあいだに宿る〈愛の力〉」
講師:野谷文昭(東京大学名誉教授、名古屋外国語大学名誉教授) ゲスト:長浜奈津子(女優、朗読家)
第4回 11/1(土)「マッチョなアフリカに「愛は来る」か?」
講師:くぼたのぞみ(翻訳家・詩人)
第5回 11/2(日)「愛、この酷薄なるもの   わたしが出会った世界の十の愛の小説、愛の詩」
講師:亀山郁夫(世田谷文学館館長)
【開催時間】14:00~15:30(開場は13:30)
【会場】世田谷文学館 1階文学サロン
【対象】一般
【定員】当日先着80名(直接会場へお越しください)
【参加費】500円(当日、現金でご用意ください)


令和7年度 新世田谷文学賞
THE NEW SETAGAYA LITERARY PRIZE
募集期間:2025年10月1日(水)~10日(金)
昔から数多くの作家たちが住まい、作品に描いた世田谷区の文学賞・世田谷文学賞が、装いも新たにスタートします。入賞作品は世田谷文学館ホームページに掲載し、記念品を差し上げます。
*年度ごとに散文、短詩形文学の各部門を実施予定。令和7年度は、散文(小説・エッセイ)を募集します
【募集部門・選考委員】小説・エッセイ…堀江敏幸(作家)
*応募資格・要領などの詳細は世田谷文学館のホームページをご覧ください


セタブンマーケット2025
会期:2025年11月29日(土)・30日(日)
本と雑貨の蚤の市、セタブンマーケット2025を開催いたします。文学との新たな出会いの回路をつくることを目的に始まったマーケットは、開館30周年を迎える本年で7回目の開催となります。今回のテーマは、〈日本・再発見〉。開催中の企画展と連動し、日本・日本文化への深い関心を抱き日本文学の国際的評価を高めるのに貢献した、ニューヨーク生まれのドナルド・キーンによせて日本文化への気づきを深める機会とします。個性的な書店、雑貨店、フードのお店に加え、作家の特別出品枠や、ワークショップも予定しています。どうぞご期待ください。
【開催時間】10:00~18:00(2日目は17:00まで)
【会場】世田谷文学館 1階文学サロン
【対象】一般
【入場料】無料
*マーケット会期中は、企画展「ドナルド・キーン展 Seeds in the Heart」・コレクション展「世田谷線・100年間のものがたり」ともに入場無料となります。

開催概要

展覧会名世田谷文学館開館30周年記念事業 「セタブン30祭 1995-2025」展ほか
会場 世田谷文学館
住所 157-0062 東京都世田谷区南烏山1-10-10 Google Map
展示室 世田谷文学館2階展示室
時間
10:00~18:00(展覧会入場、ミュージアムショップは17:30まで)
休館日
毎週月曜日(但し、月曜が祝休日の場合は開館し、翌平日に休館)
TEL 03-5374-9111
URL
【世田谷文学館 公式サイト】
https://www.setabun.or.jp/
SNS
主催 公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
後援 世田谷区、世田谷区教育委員会
アクセス 京王線「芦花公園駅」南口より徒歩5分
小田急線「千歳船橋」駅より京王バス利用(千歳烏山駅行)「芦花恒春園」下車徒歩5分

広報用画像一覧

  • 画像説明「セタブン30祭」ロゴ
  • 画像説明「セタブン30祭」ロゴ
  • 画像説明画像提供:一般財団法人ドナルド・キーン記念財団
  • 画像説明「セタブン30祭 1995-2025」展
    イメージ画像 ©鈴木渉
  • 画像説明山下駅1969年(写真提供:東急株式会社)
  • 画像説明映画『やさしいライオン』(1970/1998年製作)©手塚プロダクション
  • 画像説明世田谷文学館 外観

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