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展覧会「ヤマザキマリの世界」
東京造形大学(東京都八王子市)は、東京造形大学附属美術館およびZOKEIギャラリーにて、展覧会「ヤマザキマリの世界」を2022年10月25日(火)より開催します。代表作『テルマエ・ロマエ』などで知られる漫画家、画家、そして海外生活を通した自由で独特の視点で綴られる多数のエッセイ執筆の随筆家としても活躍するヤマザキマリ(1967~)。14歳で初めて1人でヨーロッパを旅して以来、国境にとらわれない生き方を続けています。本学の客員教授でもあるヤマザキマリのインスピレーションの源泉がどこにあるのかを探るために企画された本展では、大きく3つのジャンルからその広大な世界を俯瞰します。
©東京造形大学
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展覧会概要
漫画家、画家、そして世界各地での生活を通じた自由で独特の視点で綴られる多数のエッセイ執筆の随筆家としても活躍するヤマザキマリ(1967~)。14歳で初めて1人でヨーロッパを旅して以来、国境にとらわれない生き方を続けています。
イタリアで絵画と美術史を学び、その後さまざまな文明圏で暮らしながら培ってきたその知識と経験は、古代ローマと現代日本の入浴文化をクロスオーバーさせた代表作『テルマエ・ロマエ』などの漫画や、多くのエッセイのなかにさまざまな形であらわれており、幅広い好奇心と旺盛な創作エネルギーによって日々生み出される作品群は、常に多くの人々を魅了し続けています。そして同時に、確かな技術に支えられたその創作活動は、現役のアーティストや芸術の道を志す多くの人々にとっても刺激に満ちているといえます。
未来のアーティストを育てる場である東京造形大学は、本学の客員教授でもあるヤマザキマリというこの興味深い対象を前に、そのインスピレーションの源泉がどこにあるのかを探るために、本展を企画しました。大きく3つのジャンルからその広大な世界を俯瞰します。本展の企画・制作・運営は、教員陣の指導のもと、東京造形大学の在学生と卒業生有志によるものとなります。
本展の見どころ

漫画『オリンピア・キュクロス』から ©ヤマザキマリ/集英社
著述家として
単著本はもちろん、共著本から雑誌記事までその著作活動を網羅!ヤマザキマリの活動のふたつめの柱が、エッセイストとしてのそれである――。
世界数カ国での暮らしや旅で得た思索を記した『国境のない生き方』、家族について綴ったエッセイ『ヴィオラ母さん』、『ムスコ物語』など、言葉の海の数々を紹介します。

《山下達郎の肖像》 2022年
©ヤマザキマリ
画家として
初公開!山下達郎の新譜「SOFTLY」のジャケットに用いられた油彩による肖像画をはじめ、最新作の油彩画も展示予定。本邦初公開!4歳からの幼少期に描いた貴重な資料、作家の片鱗を感じさせる10代後半の作品など、創作の足跡を辿る。本展の目玉といえるのが、ヤマザキマリの画家としての作品の展示。話題沸騰中の山下達郎肖像画はもちろん、そこにいたるまでの創作活動の原点に迫ります。
特別展示≪リアーチェの戦士≫復元摸刻
1972年に南イタリアの海中から発見された、二体の古代ギリシャのブロンズ像を、彫刻家で古典技法研究家の松本隆(沖縄県立芸術大学教授)が完全な形に復元。イタリアの学会でも高い評価を受けたそれら摸像を、古代ギリシャ・ローマを多くの作品で扱っている「ヤマザキマリの世界」展にあわせて特別参考展示します。

『テルマエ・ロマエ』模型(制作中・部分) ©ヤマザキマリ/東京造形大学
本展では、ヤマザキマリの世界をさまざまな視点から味わうために、作品に関連する学生制作品も展示。最大の古代ローマで建設された浴場遺跡である「カラカラ帝の浴場」を、当時の姿で復元する縮小模型など、漫画作品の世界に浸れる二次創作にも注目ください。

©ヤマザキマリ
スマイルカンパニー
漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。
1984年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。
2010年『テルマエ・ロマエ』(KADOKAWA)でマンガ大賞2010、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章受章。
著書に『プリニウス』(新潮社、とり・みきと共著)、『国境のない生き方』(小学館新書)、『オリンピア・キュクロス』(集英社)、『ヴィオラ母さん』(文藝春秋)など多数。近著に『リ・アルティジャーニ ルネサンス画家職人伝』(新潮社)、『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと』(文藝春秋、養老孟司と共著)、最新刊『歩きながら考える』(中央公論新社)など。
1966年に設立。服飾や室内建築のデザイナー/ジャーナリストであった桑澤洋子により設立されました。デザインや美術の創作活動を、時代の精神や社会の創造に深く結びついたものと捉え、造形活動を広く社会的な観点から探求し実践する美術大学として開学。デザインと美術を「造形」という広い観点から総合的に捉え、固定概念にとらわれない柔軟な発想力で、学生の独自性を育む教育を実践しています。
開催概要
会期 |
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会場 | 東京造形大学附属美術館 |
住所 | 東京都八王子市宇津貫町1556 Google Map |
時間 |
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休館日 |
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観覧料 |
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TEL | 042-637-8111 |
URL |
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URL2 |
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SNS | |
主催 | 東京造形大学附属美術館 |
学術協力 | 東京造形大学 |
協力 | 株式会社スマイルカンパニー、株式会社広済堂ネクスト |
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本展および関連のイベントを変更または中止することがありますので、ご理解のほどお願いいたします。 展覧会または美術館公式サイトやSNSにて最新の情報をご確認ください。 |
展覧会「ヤマザキマリの世界」関連イベント情報
ヤマザキマリによるギャラリートーク
開催日:2022年11月7日(月)
開催時間:17:30~18:30
※事前申込制
特別展示≪リアーチェの戦士≫復元摸刻 制作者・松本隆による解説
開催日:2022年 11月25日(金)
開催時間:17:00~18:00
※いずれも無料
※両日とも、展覧会は19:00まで開館(入場は18:30まで)
※詳細はHPをご確認ください。
挑戦!ヤマザキマリクイズ
「挑戦!ヤマザキマリクイズ」とは?
『ヤマザキマリクイズ』は各ページで遊ぶことができるクイズ問題です!
3つの選択肢から、答えを選んで君もクイズに挑戦できます!魅力的なヤマザキマリ先生の漫画やローマなどの歴史、先生のお話などからクイズを出題!是非とも正解を目指して挑戦してみよう!
https://yamazakimari.world/topics/quiz.html
広報用画像一覧
©ヤマザキマリ/スマイルカンパニー
《山下達郎の肖像》 2022年 ©ヤマザキマリ
漫画『テルマエ・ロマエ』から ©ヤマザキマリ/KADOKAWA
漫画『テルマエ・ロマエ』から ©ヤマザキマリ/KADOKAWA
漫画『テルマエ・ロマエ』から ©ヤマザキマリ/KADOKAWA
漫画『オリンピア・キュクロス』から ©ヤマザキマリ/集英社
漫画『リ・アルティジャーニ ルネサンス画家職人伝』から ©ヤマザキマリ/新潮社
『世界逍遥録』カバーイラスト ©️ヤマザキマリ/KADOKAWA
旅エッセイイラスト ©ヤマザキマリ/KADOKAWA
《モザイクアート》下絵 ©ヤマザキマリ/東京造形大学 Ⓒ Derusu Yamazaki
《モザイクアート》制作風景 ©東京造形大学
『テルマエ・ロマエ』模型CAD画面 ©ヤマザキマリ/東京造形大学
『テルマエ・ロマエ』模型(制作中・部分) ©ヤマザキマリ/東京造形大学
展覧会ロゴ ©東京造形大学
©東京造形大学
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