プレスリリース
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特別展
巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)
―現代マイセンの磁器芸術―
愛知県陶磁美術館(愛知県瀬戸市南山口町234番地)にて、「巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)―現代マイセンの磁器芸術―」を2026年5月30日(土)より開催いたします。ヨーロッパ初の磁器を生んだ名窯マイセン磁器製作所は、18世紀にドイツで創業して以来、多くの名品を生み出してきました。本展では、《サマーナイト》などの名シリーズを手掛けたマイセンの巨匠ハインツ・ヴェルナーに焦点を当てます。ヴェルナーは、夢の世界へと誘う魅力的なデザインで現代マイセンを代表する数々の名品を生み出しました。本展は、マイセンの高度な技術と優れたデザインが合わさった現代マイセンの魅力を伝える展覧会です。
《サマーナイト》
ティーサービス
マイセン
1969年(1974年以降製作)
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
展覧会概要
ヨーロッパを代表する名窯、マイセン。現在のドイツ、ザクセン州の古都・マイセンで18世紀に王立の磁器製作所として創業しました。ヨーロッパ初の磁器焼成に成功したマイセンは、現在まで多くの名品を世に送り出してきました。
日本においては初期のマイセン製品が特に人気を集めてきましたが、実は1960年頃からのいわゆる「現代マイセン」にも知られざる優れた製品が数多く存在します。マイセンの培った高度な磁器作りの技術と、成型・デザイン・人形制作などの芸術家グループの豊かな才能が合わさって生み出された磁器は、極めて質が高く、まさに“磁器芸術”と言えるものでしょう。
本展では、現代マイセンを代表する《アラビアンナイト》《サマーナイト》《ブルーオーキッド》などのシリーズを生み出した巨匠ハインツ・ヴェルナー(1928-2019)の作品を紹介します。
ヴェルナーはドレスデン芸術アカデミーの分校として1764年に設立されたマイセン養成学校で絵付けを学び、後に様々な名作のデザインを手掛けました。ヴェルナーがデザインを手がけた多彩なサービスウェアの数々、プラーク(陶板画)などの作品を通して、その魅力を体感していただけるでしょう。
また、ヴェルナー自身が残した「日本は第二の故郷」という言葉のとおり、大変な親日家としても知られ、芸術的表現において日本にちなんだデザインを生み出すなど日本との関わりも深い人物です。
本展は、巨匠ハインツ・ヴェルナーに焦点を当てた初の展覧会となります。ヴェルナーが創作した名作を中心に、現代マイセンの美しき磁器芸術をご紹介します。
なお、本展は2025年夏から全国を巡回してきましたが、本会場では、さらに作品を追加し、巡回中最も規模の大きな展示となります。
展示構成
プロローグ:名窯の誕生
18世紀の伝統的なマイセン製品と、その手本となった17世紀の柿右衛門窯の製品などを交え、名窯マイセンの誕生と歴史を紹介します。
第1章:磁器芸術の芽吹き
東ドイツ時代のマイセン養成学校で、絵付師となるべく厳格な教育を受けたヴェルナー。「芸術の発展を目指すグループ」のひとりとしてデビューした直後の1960年代初期の作品を紹介します。
第2章:名シリーズの時代
1960年代後半~1970年代後半にかけてヴェルナーは、《サマーナイト》、 《アラビアンナイト》 《ミュンヒハウゼン(ほら吹き男爵)》《狩り》《ブルーオーキッド》を始めとした名シリーズを次々と生み出します。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」にインスピレーションを得て創作した《サマーナイト》はオーベロンとティターニア像を中心に夢溢れる世界が広がります。あわせてウニカート(1点物)として制作された陶板画なども紹介します。
第3章:光と色彩の時代
1970年代後半からヴェルナーのデザインは、具象を超え、生命力あふれる美しい色と線や面の共演となっていきます。1975年には初来日し、日本の風景を描いた作品も創作します。円熟を見せつつも、常に新しい挑戦に満ちたヴェルナーの作品を紹介します。
エピローグ:受け継がれる意志
マイセンを引退した後も、ヴェルナーは幻想的で美しい作風の絵画などを意欲的に制作します。彼の晩年を辿るとともに、現在のマイセンで活躍する、ヴェルナーの遺志を継ぐ若いアーティストたちを紹介します。
開催概要
| 展覧会名 | 巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語 ―現代マイセンの磁器芸術― |
|---|---|
| 会期 |
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| 会場 | 愛知県陶磁美術館 |
| 住所 | 489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地 Google Map |
| 時間 |
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| 休館日 |
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| 観覧料 |
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| TEL | 0561-84-7474 |
| URL |
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| SNS | |
| 主催 | 愛知県陶磁美術館 |
| 監修 | 荒川正明氏(学習院大学教授) |
| 特別協力 | アンティークアーカイヴ |
| 協力 | マイセン磁器日本総代理店 ジーケージャパンエージェンシー株式会社 |
| 企画協力 | 株式会社キュレイターズ |
| 後援 | 愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社 |
関連イベント
各イベントの詳細・参加費・申込方法等は公式サイトでご案内します
1 記念対談「ハインツ・ヴェルナーの魅力にせまる」
【事前申込不要・要観覧券】
日 時:5月30日(土)午後1時30分から午後3時まで
講 師:荒川正明氏(学習院大学教授、本展監修者)・勝川達哉氏(アンティークアーカイヴオーナー)
会 場:本館地下講堂
2 スペシャルイベント「マイセンが誘うドイツ料理の物語」
【要事前申込・要参加費】
「観る」「作る」「食べる」の三つの体験を通して、マイセン磁器の魅力を五感で味わいます。全3回すべてのご参加いただく連続講座です。
日 時:6月14日(日)、7月12日(日)、9月6日(日)
各実施日の時間は公式サイトにてご確認ください。
講 師:網田真之氏(レストラン「tridor」オーナー)
会 場:本館、「つくるとこ!陶芸館」、レストラン「tridor」(瀬戸市内)
定 員:12名(高校生以上)
3 カフェイベント「ハインツ・ヴェルナーのコーヒーカップの魅力」
ヴェルナー氏デザインのマイセンのカップで、マイセンこだわりのコーヒーとドイツゆかりのお菓子をお楽しみいただきます。
【要事前申込・要参加費】
日 時:9月21日(月・祝)
午前の回:午前10時30分から正午まで
午後の回:午後1時30分から午後3時まで
講 師:稲垣蒼依氏・花田明里氏(バリスタ)
会 場:本館展示室、本館カフェ
定 員:各回20名
4 親子向け鑑賞プログラム「ゆめみるものがたり」
マイセンに描かれたメルヘンを親子で楽しく鑑賞しましょう。
【要事前申込・要観覧券】
日 時:7月26日(日)、8月29日(土)
いずれも午前11時~1時間程度
参加費:無料(ただし付き添いの保護者の方は、当日の本展観覧券が必要です)
5 学芸員によるギャラリートーク
【事前申込不要・要観覧券】
日 時:6月6日(土)、7月3日(金)、8月9日(日)
いずれも午後1時30分~1時間程度
次回企画展のお知らせ
企画展「夢見る建築―中国古代の明器に宿る建築の断片」
2026年10月10日(土)~12月20日(日)
広報用画像一覧
色絵龍虎図輪花皿(いろえりゅうこずりんかざら)
肥前有田
江戸時代中期(1670-90年代)
愛知県陶磁美術館蔵
色絵梅竹虎図皿(いろえばいちくこずさら)
マイセン
1740年代
愛知県陶磁美術館蔵
《エンゼルフィッシュ》花瓶
マイセン 1958年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ハンス・メルツ
個人蔵
《スウィトピーの文様》
コーヒーサービス
マイセン 1962年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:エアハルト・グローサー、アレクサンダー・シュトルク、ルートヴィッヒ・ツェプナーの共作
個人蔵
《ミュンヒハウゼン(ほら吹き男爵)》
コーヒーサービス
マイセン 1964年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:エアハルト・グローサー、アレクサンダー・シュトルク、ルートヴィッヒ・ツェプナーの共作
個人蔵
《ミュンヒハウゼン(ほら吹き男爵)》
コーヒーサービス
マイセン 1964年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:エアハルト・グローサー、アレクサンダー・シュトルク、ルートヴィッヒ・ツェプナーの共作
個人蔵
《ミュンヒハウゼン(ほら吹き男爵)》
コーヒーサービス
マイセン 1964年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:エアハルト・グローサー、アレクサンダー・シュトルク、ルートヴィッヒ・ツェプナーの共作
個人蔵
《ミュンヒハウゼン(ほら吹き男爵)》
コーヒーサービス
マイセン 1964年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:エアハルト・グローサー、アレクサンダー・シュトルク、ルートヴィッヒ・ツェプナーの共作
個人蔵
《ミュンヒハウゼン(ほら吹き男爵)》
コーヒーサービス
マイセン 1964年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:エアハルト・グローサー、アレクサンダー・シュトルク、ルートヴィッヒ・ツェプナーの共作
個人蔵
《ブルーオーキッド》
プレート、カップ&ソーサー
マイセン プレート:1977年 カップ&ソーサー:1978年(1987年頃制作)
装飾:ハインツ・ヴェルナー器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《狩り》大燭台
マイセン 1973年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
彫像:ペーター・シュトラング
個人蔵
《サマーナイト》
ティーサービス
マイセン
1969年(1974年以降製作)
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《サマーナイト》
ティーサービスのうち、センターピース
マイセン
1969年(1974年以降製作)
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《サマーナイト》
ティーサービス
マイセン
1969年(1974年以降製作)
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《サマーナイト》
ティーサービス
マイセン
1969年(1974年以降製作)
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《サマーナイト》
ティーサービス
マイセン
1969年(1974年以降製作)
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《アラビアンナイト》
コーヒーサービス
マイセン
1966年(1974年以降製作)
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《アラビアンナイト》
ティーサービス
マイセン
1966年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《アラビアンナイト》
ティーサービス
マイセン
1966年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《アラビアンナイト》
コーヒーサービス
マイセン
1966年(1974年以降製作)
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《アラビアンナイト》
ティーサービス
マイセン
1966年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《ヴィジョン》
コーヒーサービス
マイセン 1990年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《アフロディーテ》
コーヒーサービス
マイセン 1998年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《インプレッション》
カップ&ソーサーほか
マイセン 1985年
装飾:ハインツ・ヴェルナー、フォルクマール・ブレッチュナイダー
器形:ルートヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《マスケラーデ》
カップ&ソーサーほか
マイセン 1991年
装飾:ハインツ・ヴェルナー、アンドレアス・ヘルテン
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《マスケラーデ》
カップ&ソーサーほか
マイセン 1991年
装飾:ハインツ・ヴェルナー、アンドレアス・ヘルテン
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《ドラゴンメロディ》
コーヒーサービス
マイセン 1994年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵
《ドラゴンメロディ》
コーヒーサービス
マイセン 1994年
装飾:ハインツ・ヴェルナー
器形:ルードヴィッヒ・ツェプナー
個人蔵

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