
プレスリリース
UPDATE
世田谷美術館 × アートネットワーク・ジャパン
Performance Residence in Museum 2025-26
滞在アーティスト決定! 2025年9月~11月
1986年の開館以来、展覧会だけでなく数々のパフォーマンス事業を行ってきたことで知られる世田谷美術館。「Performance Residence in Museum」 は、世田谷美術館で2022年から開始した身体表現やパフォーマンス表現を行う若手アーティストを対象としたアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムです。2025年9月から11月までの期間に計15日間、脚本家、演出家の村田青葉が世田谷美術館に通い、「世田谷美術館に、今ある言葉と、かつてあった(かもしれない)事柄の、探索」をテーマに滞在します。
村田青葉
美術館にパフォーマンス分野のアーティストが滞在する、アーティスト・イン・レジデンス
世田谷美術館とNPO法人アートネットワーク・ジャパンは、身体表現やパフォーマンス表現を行う若手アーティストを対象としたアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムの実施を通して、アーティストの創造環境・活動のフィールドを拡張し、幅広い視野で自身の作家性を追求し表現する、次代を担う若手アーティストの支援・育成を目指しています。これまでに、作曲家・演出家の額田大志、演劇家の藤原佳奈、短歌を詠むダンサー/振付家の涌田悠らが参加し、実験的でユニークな活動を展開しました。
滞在アーティストは、脚本家、演出家の村田青葉
2025年度の滞在アーティスト村田青葉は、パフォーマンスを「観客の人生との接点」と捉え、これまで「記憶」を題材に多くの創作を行ってきました。今回、世田谷美術館の理念である「芸術と自然はひそかに協力して人間を健全にする」という言葉に共鳴した村田の滞在のテーマは「世田谷美術館に、今ある言葉と、かつてあった(かもしれない)事柄の、探索」。美術館という開かれた空間に身を置き、多様な来館者とその言葉に出会い、自身の純粋な興味と向き合いながら探究を深めていきます。
(画像左)村田青葉/演劇ユニットせのび第12回公演『夏に冬は思い出せない』(2024年)
(画像右)村田青葉/もりおか周遊舞台芸術祭『ト(゛)リップ‐旧石井県令邸編‐』(2023年)

脚本家、演出家。1994年生まれ。宮城県仙台市出身、岩手県盛岡市在住。大学進学時に演劇活動を開始し、2016年に『演劇ユニットせのび』を旗揚げ。「演劇は触媒であり、主役は観客自身である」という考えを第一に、上演を設計する。「かながわ短編演劇アワード2021 戯曲コンペティション」グランプリ、「若手演出家コンクール2022」優秀賞をそれぞれ受賞。今年5月には「ストレンジシード静岡2025」「まちドラ!2025」に参加し、東北を拠点に活動の場を広げている。https://note.com/nobinobi_aoba
「「感じたこと/思い出したこと」という種を植える」参加者募集
村田青葉が、世田谷美術館のあちこちから聞こえてくる、声や言葉を収集するオープンデーを開催します。当日世田谷美術館にご来場の方に、ご協力をいただきます。
来館中に、「何を感じたか」「何を思い出したか」ということを、シェアしてください。
村田は、これまでもクリエイションメンバーのエピソードや、街の人の記憶を基に創作をしてきました。皆さんの言葉(=種)が、最終的にどのように反映されていく(=芽を出す)のかは、滞在報告会にて。「日常生活と芸術をつなぐ場」である世田谷美術館で、皆さんの日常を芸術に結んでみませんか。
詳細は、現地にてご確認ください。
アートネットワーク・ジャパン Facebook 及び 村田青葉X でも、随時告知予定です。
日時:2025年9月21日(日)12:00-16:00、9月24日(水)12:00-16:00
場所:世田谷美術館講堂ほか
*申し込み不要(どなたでも、ご参加いただけます。)
滞在最終日に、滞在報告会を一般公開します。(詳細は後日発表)
日時:2025年11月2日(日)
若手アーティストによる実験的な創造活動を支援
滞在アーティストは、3年以上の活動実績があり35歳以下、もしくは活動を始めて15年以内の方を対象としています。コラボレーションワークや地域とのかかわりを通して、表現の〈越境〉や〈拡張〉に意識的に取り組むアーティストの活動を支援します。
美術館に滞在するからこそできる、対話や実験を重視
アーティストの活動計画立案から滞在中のリサーチや活動を、担当学芸員・プログラムディレクター・コーディネーターがそれぞれの専門性を活かしてサポート。その他にも、アーティストの関心に応じて、美術館で働く人、訪れる人などとの対話や交流の場を設けます。
2024年度
滞在アーティスト:涌田悠(短歌を詠むダンサー/振付家)
滞在テーマ:「からだとことばで世田美と触れ合う!~日常生活とアート/アーティストと鑑賞者のあわいを繋ぐ営みとは?~」
2023年度
滞在アーティスト:藤原佳奈(演劇家)
滞在テーマ:「世田谷美術館を戯曲だと捉え、それをいま、上演するとしたら?」
2022年度
滞在アーティスト:額田大志(作曲家・演出家)
滞在テーマ:「ボーダレスな音」
開催概要
展覧会名 | 世田谷美術館×アートネットワーク・ジャパン「Performance Residence in Museum 2025-26」 会期:2025年9月19日(金)〜9月28日(日)、10月28日(火)~11月2日(日) 休館日:9月22日(月) |
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会場 | 世田谷美術館 |
住所 | 157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2 Google Map |
TEL | 03-3415-6011 |
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URL2 |
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SNS |
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主催 | 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、NPO法人アートネットワーク・ジャパン |
後援 | 世田谷区、世田谷区教育委員会 |
助成 | 文化庁 令和7年度Innovate MUSEUM事業 |
プログラムディレクター:米原晶子(NPO法人アートネットワーク・ジャパン) プログラムコーディネーター:名取萌音(NPO法人アートネットワーク・ジャパン) 主担当学芸員 :吉田絵美(世田谷美術館) 副担当学芸員 :木暮絵理(世田谷美術館) |
広報用画像一覧
村田青葉
村田青葉/演劇ユニットせのび第12回公演『夏に冬は思い出せない』(2024年)
村田青葉/もりおか周遊舞台芸術祭『ト(゛)リップ‐旧石井県令邸編‐』(2023年)
涌田悠/上演の様子(「Performance Residence in Museum 2024-25」より)撮影:加藤甫
涌田悠/上演の様子(「Performance Residence in Museum 2024-25」より)撮影:加藤甫
涌田悠/オープンデーの様子(「Performance Residence in Museum 2024-25」より)撮影:丸尾隆一
藤原佳奈/滞在中の様子(「Performance Residence in Museum 2023-24」より)撮影:加藤甫
藤原佳奈/上演冒頭の様子(「Performance Residence in Museum 2023-24」より)撮影:加藤甫
藤原佳奈/上演の様子(俳優・坂口彩夏)(「Performance Residence in Museum 2023-24」より)撮影:加藤甫
額田大志/オープンデーの様子(「Performance Residence in Museum 2022-23」より)撮影:加藤甫
額田大志/パフォーマンスの様子(「Performance Residence in Museum 2022-23」より)撮影:加藤甫
額田大志/滞在報告会の様子(「Performance Residence in Museum 2022-23」より)撮影:加藤甫
Performance Residence in Museum ロゴ
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