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世田谷美術館 2023年度 展覧会スケジュール

世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)にて、2023年度に開催される展覧会の年間スケジュールが決定しましたので、ご案内いたします。今年度は、5つの企画展と3つのミュージアム コレクション展(収蔵品展)を開催予定です。各企画展の詳細は、改めてご案内させていただきます。

倉俣史朗《ミス・ブランチ》1988年 富山県美術館蔵 ©Kuramata Design Office

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2023年度 展覧会スケジュール一覧


企画展(1階展示室)

麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン
会期:2023年4月22日(土)~6月18日(日)一般:1,200円 ほか
現代の人間像を鋭く見つめ、戦後美術に確かな足跡を印した画家・麻生三郎(1913-2000)。本展は麻生が世田谷区三軒茶屋に住んだ1948年から1972年までの約25年間に焦点を定め、《ひとり》、《赤い空》などこの時期の代表作を展示するほか、同時代の文学者との交流や、自ら蒐集した20世紀アメリカを代表する社会派の画家ベン・シャーン(1898-1969)の作品群もご紹介します。

麻生三郎《三軒茶屋》1963年 世田谷美術館蔵
麻生三郎《三軒茶屋》1963年 世田谷美術館蔵

マルク・シャガール 版にしるした光のうた 神奈川県立近代美術館コレクションから
会期:2023年7月1日(土)~8月27日(日)一般:1,200円 ほか
恋人や花束、動物たちを幻想的で色彩豊かに描いた画家マルク・シャガール(1887-1985)。彼は版画制作にも精力的に取り組み、版元や工房との協働により生まれた版画作品には、絵画とは一味違った魅力が刻まれています。本展では神奈川県立近代美術館の所蔵品から『ダフニスとクロエ』や『サーカス』をはじめ各年代を代表的する版画作品をご紹介し、物語やモティーフ、技法などに注目しながらその表現の深奥に迫ります。

マルク・シャガール《「ダフニスとクロエ」扉絵》 1961年 神奈川県立近代美術館蔵
マルク・シャガール《『ダフニスとクロエ』扉絵》 1961年 神奈川県立近代美術館蔵
ⒸADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023, ChagallⓇ E5052
※こちらの作品を掲載ご希望の場合は、各メディア様にて許諾をお取りいただく必要がございます。広報お問い合わせ先までご連絡ください。


土方久功と柚木沙弥郎――熱き体験と創作の愉しみ
会期:2023年9月9日(土)~11月5日(日)一般:500円 ほか
土方久功(1900-1977)は1929年から10年以上にわたりパラオやサタワル島で暮らし、現地の人々や風景を主題とした彫刻、絵画を制作しました。また「民藝」の思想と芹沢銈介に影響を受け染色の道を志した柚木沙弥郎(1922- )は、身近な日常にある面白いものや楽しいことを原動力に100歳を迎えた今も精力的な活動を続けています。本展では世田谷美術館の収蔵品を中心に、平面、立体、絵本など多彩に広がる二人の創作をご紹介します。

柚木沙弥郎《町の人々》2004年 世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏 土方久功《美しき日》1970年 世田谷美術館蔵
(画像左)柚木沙弥郎《町の人々》2004年 世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
(画像右)土方久功《美しき日》1970年 世田谷美術館蔵


倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙
会期:2023年11月18日(土)~2024年1月28日(日) 一般:1,200円 ほか
倉俣史朗(1934-1991)は、今なお世界から高い評価を受け、影響を与え続けているデザイナーです。アクリルやガラスのほか、建築用金属素材も用いた家具やインテリアの仕事は、見るものを日常の外へと誘いだす力を持っています。東京では20数年ぶりの個展となる本展覧会では、初期から晩年までの作品に加えて、その制作の背景となる夢日記やスケッチも紹介。倉俣史朗という人物に改めて向き合う機会となることを願います。

「倉俣史朗のデザイン」展は、以下の通り巡回します。
富山県美術館 2024年2月17日~4月7日
京都国立近代美術館 2024年6月11日~8月18日(予定)

倉俣史朗 《ミス・ブランチ》 1988年 富山県美術館蔵 ©Kuramata Design Office 倉俣史朗《光のテーブル》1969年 京都国立近代美術館蔵 ©Kuramata Design Office
(画像左)倉俣史朗《ミス・ブランチ》1988年 富山県美術館蔵 ©Kuramata Design Office
(画像右)倉俣史朗《光のテーブル》1969年 京都国立近代美術館蔵 ©Kuramata Design Office


美術家たちの沿線物語 小田急線篇
会期:2024年2月17日(土)~2024年4月7日(日) 一般:500円 ほか
世田谷区内を走る鉄道と、その沿線で活動した美術家たちの創作と交流の足跡を辿る「沿線物語」シリーズ完結篇。1927年に新宿~小田原間で開通した小田原急行鉄道(現・小田急電鉄)の沿線に焦点をあてます。白と黒の会(経堂界隈)や、砧人ちんじん会(成城界隈)といった美術家たちの集いをはじめ、画家の髙山辰雄や横尾忠則、写真家の荒木経惟など、沿線ゆかりの作家を当館所蔵品をとおしてご紹介します。本展チケットで、2階展示室にて開催中のミュージアム コレクションⅢ「美術家たちの沿線物語 京王線・井の頭線篇」(2023年12月2日~2024年4月7日)もご覧いただけます。ぜひあわせてお楽しみください。


ミュージアム コレクション展(2階展示室)


山口勝弘《イカロスシリーズ モネンバシアの朝》2008年

山口勝弘《イカロスシリーズ モネンバシアの朝》2008年

ミュージアム コレクションⅠ
山口勝弘と北代省三展
イカロスの夢
会期:2023年4月22(土)~2023年7月23日(日) 一般:200円 ほか
山口勝弘(1928-2018)と北代省三(1921-2001)はともに、戦後日本の前衛芸術の出発点にあたるグループ「実験工房」の一員でした。本展覧会では、山口の晩年の絵画作品と北代が制作した凧を中心に、実験工房のメンバーの後年の制作活動の一端をご紹介します。

花森安治 カット原画(椅子とランプ)『暮しの手帖』1世紀5号 1949年10月1日

花森安治 カット原画(椅子とランプ)『暮しの手帖』1世紀5号 1949年10月1日

ミュージアム コレクションⅡ
雑誌にみるカットの世界
『世界』(岩波書店)と『暮しの手帖』(暮しの手帖社)
会期:2023年8月5(土)~2023年11月19日(日) 一般:200円 ほか
戦後の同時期に創刊され現在まで続く雑誌、『世界』(岩波書店)と『暮しの手帖』(暮しの手帖社)。絵画、版画、彫刻、現代美術など幅広い描き手による『世界』のカットと、花森安治の手掛けた『暮しの手帖』のカットを、近年の収蔵品よりご紹介いたします。
小堀四郎《笹塚風景》1922年

小堀四郎《笹塚風景》1922年


ミュージアム コレクションⅢ
美術家たちの沿線物語 京王線・井の頭線篇
会期:2023年12月2(土)~2024年4月7日(日) 一般:200円 ほか
世田谷区内を走る鉄道と、その沿線ゆかりの美術家たちの創作と交流の足跡を辿るシリーズ。1913年と1933年に開通した、京王線および井の頭線を取り上げ、明治の文豪・徳冨蘆花から洋画家・山口薫、建築家・石山修武など、さまざまな作家たちをご紹介します。なお、2024年2月17日以降は企画展「美術家たちの沿線物語 小田急線篇」(2024年2月17日~4月7日)チケットにて、本展にもご入場できます。ぜひあわせてお楽しみください。

開催概要

会場 世田谷美術館
住所 157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2 Google Map
時間
10:00〜18:00(最終入場時間 17:30)
休館日
月曜日
TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL
【世田谷美術館|公式サイト】
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
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  • 画像説明麻生三郎《三軒茶屋》1963年 世田谷美術館蔵
  • 画像説明柚木沙弥郎《町の人々》2004年 世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
  • 画像説明土方久功《美しき日》1970年 世田谷美術館蔵
  • 画像説明倉俣史朗《ミス・ブランチ》1988年 富山県美術館蔵 ©Kuramata Design Office
  • 画像説明倉俣史朗《光のテーブル》1969年 京都国立近代美術館蔵 ©Kuramata Design Office

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