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第9回 日展

国立新美術館

開催期間会期
※掲載申込み受付終了

日本最大の公募展日展は、明治40年の第1回文展より数えて、今年115年を迎えました。今年も2022年11月4日(金)より11月27日(日)まで、国立新美術館にて、「第9回 日展(日本美術展覧会)」を開催いたします。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門にわたり、全国各地から応募された作品の入選者ならびに日展会員、準会員、前年度特選受賞者の作品約3000点が一堂に会し、幅広いジャンルの現代の芸術作品をご覧いただけます。東京展の後は、京都、名古屋、神戸、富山の4か所を巡回いたします。

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終了しました。

日展とは

日展は、その前身である文展(文部省美術展覧会)の創設から今年115年目を迎える伝統ある美術団体です。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書と5つの部門からなり、世界でも類をみない総合美術展としてほぼ毎年開催され、全国の多くの美術ファンを集めています。その歴史をさかのぼれば、江戸時代の長い鎖国の後、日本は産業の育成と同時に芸術文化のレベルアップの必要性を感じていました。文部大臣の牧野伸顕は、オーストリア公使時代より日本の美術の水準を高めたいという夢を抱いており、1906年に念願の公設展開催を決め、1907年に文展が開催されました。その後、「文展」は「帝展」「新文展」「日展」と名称を変えつつ日本の美術界の中核として、115年の歴史を刻んでいます。当初は日本画、洋画、彫刻の三部門でしたが、1927年に工芸美術、1948年に書が加わり総合美術展となりました。1958年より民間団体として社団法人日展を設立。68年に改組が行われ、2012年からは公益社団法人となりました。そして2014年7月より新体制となり、改組 新 第1回日展を開催し、今年は第9回日展となります。

日展は、毎年10月に作品公募を行います。昨年の応募点数は11,173点で、そのうち入選は2,366点、日展会員の作品など671点を合わせ、計3,037点が展示されました。今年も、約3,000点の作品が3週間にわたり、六本木の国立新美術館で展示され、その後、京都、名古屋、神戸、富山の4会場を巡回する予定です。現代を生きる、日本の最高レベルの作家の新作3,000点が一堂に会す日展。熱気あふれる会場から日本の美のいまを体感ください。

日展の特徴とみどころ

日展では、切磋琢磨された日本の現代作家の作品、しかも5部門のジャンルの新作3000点が一堂に会します。エネルギーに満ちた会場で、新たな日本の美術との出会いをお楽しみいただけます。

日展は5部門がそろう、世界でも類をみない総合的な公募展
●5つの部門(日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書)の作家が年に1度、日展のために制作した新作が揃う、世界でも類をみない総合的な公募展。

今年設立115年目の美術団体
明治40年から続く今年設立115年目の美術展。日本最大の公募展で、歴史的にも、東山魁夷、黒田清輝、朝倉文夫、板谷波山、青山杉雨など、多くの著名な作家を生み出してきました。

日本で最大級の公募展
● 昨年の応募者数は11,173点で、入選者と無鑑査作品、合計3,037点の作品を展示しました。

日本の芸術家の渾身の最新作が集結
文化勲章受章者の中村晋也(彫刻)、大樋年朗(陶芸)、今井政之(陶芸)、奥田小由女(人形)、文化功労者の日比野光鳳(書)、尾崎邑鵬(書)、井茂圭洞(書)、森野泰明(陶芸)などの作品も展示。10代から100歳を超える作家たちの現在の作品をご覧いただけます。
展示された作品は作家の今を写す鏡ともいえます。作品から世相や時代背景など多くのことを読み取る楽しさがあります。
● 伝統的な作品から現代的な作品まで、テーマもジャンルも幅広い作風をご覧いただけます。

全国の日展作家がバックアップし、鑑賞を深めるイベントを開催
鑑賞の理解を深めるイベントを開催。
第9回日展では、新型コロナウイルス感染拡大の予防措置として、「らくらく鑑賞会」「ミニ解説会」「触れる鑑賞」プロジェクトを中止とさせていただきますが、「講演会・シンポジウム・映像による作品解説」のほか、日展作家から学ぶ小・中学生と保護者のためのワークショップや作家に手紙を書くイベントなどを開催いたします。

なお、2014年より、4期8年間にわたり理事長を務めました人形作家 奥田小由女が退任し、2022年5月31日、日展新理事長として金工作家 宮田亮平が就任いたしました。
宮田亮平(みやたりょうへい)

宮田亮平



宮田亮平(みやたりょうへい)
1945年、新潟県生まれ。1970年、東京藝術大学美術学部工芸科卒業。同年、第2回日展初入選。1972年、東京藝術大学大学院美術研究科工芸(鍛金)専攻修了。1981年、第13回日展「ゲルからの移行『8』」により特選受賞。1997年、第29回日展「ぱーるんぐ」により特選受賞。2005年、東京藝術大学学長。2009年、第41回日展「シュプリンゲン『悠』」により内閣総理大臣賞受賞。2012年、第43回日展出品作「シュプリンゲン『翔』」により日本芸術院賞受賞。2016年、文化庁長官。現在、日展理事長、東京藝術大学名誉教授・顧問、国立工芸館・顧問。

開催概要

会期
2022年11月4日(金)〜2022年11月27日(日)
会場 国立新美術館
住所 106-8558 東京都港区六本木7丁目22-2 Google Map
時間
10:00〜18:00(17:30)
休館日
火曜日
入場料
当日券一般 1,300円 高・大学生 800円
前売券・団体券(予約制) 一般1,100円 高・大学生600円
● 小・中学生は無料。
● 団体券は20名以上。20枚購入につき招待券1枚を進呈。
● 前売券は、チケットぴあ、ローソンチケット、ファミリーマート店内Famiポート、CNプレイガイドほか、主要プレイガイド、デパート友の会、画廊、画材店などで発売。(前売券販売期間:10月1日~11月3日)
● 日展ウェブサイトからもご購入いただけます。
【お得なチケット】
ペアチケット(前売りコンピューターチケットのみ)
1枚2,000円。お二人で入場の方、またはお一人で会期中2回入場いただく方に、お得なチケットです。他の割引との併用はできません。(販売期間は前売券と同じ)
トワイライトチケット(時間限定入場券・会場窓口販売)
観覧時間:午後4時~午後6時 入場料:一般 400円/高・大学生 300円
*チケットやイベントなど最新の開催情報は「日展ウェブサイト」でご確認ください。
TEL 一般お問合わせ 日展事務局 TEL.03-3823-5701
URL
日展ウェブサイト
https://nitten.or.jp
主催 公益社団法人 日展
後援 文化庁/東京都
アクセス国立新美術館 東京都港区六本木7-22-2
東京メトロ千代田線乃木坂駅直結 都営大江戸線 六本木駅7出口徒歩約4分
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口徒歩約5分
巡回予定 京都  令和4年12月24日(土)~ 令和5年1月20日(金) 場所:京都市京セラ美術館
名古屋 令和5年1月25日(水)~ 令和5年2月12日(日) 場所:愛知県美術館ギャラリー
神戸  令和5年2月18日(土)~ 令和5年3月26日(日) 場所:神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館
富山  令和5年 4月21日(金)~ 令和5年5月7日(日) 場所:富山県民会館美術館
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会期中のイベント *最新の情報は、公式サイトで告知させていただきます。

■ 講演会・シンポジウム・映像による作品解説 
(日本画) 映像による作品解説「自作を語る」 今年度受賞者(大臣賞・都知事賞・会員賞・特選)
開催日 11月5日(土) 午後 1:30 ~ 3:30 (日本画)

(洋画)今年度審査員と特選受賞者による座談会 司会(進行):大友義博
今年度審査員と新入選者による座談会 司会(進行):西房浩二
開催日 11月12日(土) 午後 1:30 ~ 3:30 (洋画) 

(彫刻) 座談会「作家が語る制作の舞台裏・アトリエと制作と作品と」 山田朝彦 石田陽介 田中厚好 司会(進行):寺山三佳
映像による作品解説「彫刻」 堀内秀雄 間島博徳 鈴木紹陶武 司会(進行):中原篤徳
開催日 11月19日(土) 午後 1:30 ~ 3:30

(工芸美術) シンポジウム「工芸とワザとデザイン」  今年度審査員
11月23日(水・祝) 午後 1:30 ~ 3:30

(書) シンポジウム「日展の書」 岡野楠亭 倉橋奇艸 西村東軒 福光幽石 吉田成美              
作品解説「書」 植松龍祥 田中徹夫 和中簡堂 司会(進行):土橋靖子
11月26日(土) 午後 1:30 ~ 3:30

●場所:国立新美術館 3 階 講堂(入場無料)    
※各日、講堂前にて整理券をお配りします。(定員 80名 30分前~)   
※途中10分休憩

■ わくわくワークショップ 
小・中学生とその保護者を対象に、日展作家の指導のもと、各科のワークショップを行います。

2022年11月6日(日)
午前10:30 ~ 部門(希望する部門を選択):日本画 洋画 書
午後 2:00 ~ 部門(希望する部門を選択): 彫刻 工芸美術(漆)

2022年11月13日(日)
午前10:30 ~ 部門(希望する部門を選択):日本画 洋画 書
午後 2:00 ~ 部門(希望する部門を選択): 彫刻 工芸美術(陶芸)

2022年11月20日(日)
午前10:30 ~ 部門(希望する部門を選択):日本画 洋画 書
午後 2:00 ~  部門(希望する部門を選択):彫刻 工芸美術(金工)

◎親子で記憶に残る体験をしてみませんか!
●日展作家が直接指導します。
●対象:小・中学生とその保護者(参加費は無料、保護者は入場券を各自ご用意ください。) 
●場所:国立新美術館 3階 講堂
●申込受付:ハガキかFAX、又はメールで参加希望者の住所・電話番号・氏名・学年・人数・希望日・希望部門(※第2希望まで)を明記のうえ、下記までお申し込みください。申し込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。(受付締切 10/28必着)
●受付人数:各部門5組(10名程度) [お申し込み・お問い合せ] 〒110-0002 東京都台東区上野桜木 2- 4-1  日展事務局・わくわくワークショップ係 TEL.03-3823-5701 FAX.03-3823-0453 
E-mail event@nitten.or. jp  ※各回約2時間

◎いつでも参加できる!「手紙を書こう!」  
いつでも会場で参加していただけるイベントとして、「手紙を書こう!」を実施いたします。 作品をみて発見したこと、不思議なこと、聞いてみたいことを「言葉」にしてみよう!

●参加資格 小・中・高校生
●参加の方法 ⇒日展会場で作品をみて、好きな作品を選ぶ ⇒「手紙を書こう!」コーナーで、その作品の作家に手紙を書く(質問、感想なんでもOK!)
★日展会場の専用ポストに投函すれば、特製缶バッチプレゼント!
※公式サイトでも受け付けます。(缶バッチプレゼントは会場のみ) ⇒作家から返事が届きます
★第9回日展では、新型コロナウイルスの感染拡大の予防措置として、以下のイベントを中止いたします。
●らくらく鑑賞会 ●ミニ解説会 ●「触れる鑑賞」プロジェクト
尚、今後の状況によっては変更が生じる可能性もございますので、最新の情報は、公式サイトで告知させていただきます。

広報用画像一覧

  • 画像説明
  • 画像説明
  • 画像説明会場風景(工芸美術) 第8回日展
  • 画像説明会場風景(書) 第8回日展
  • 画像説明会場風景(彫刻) 第8回日展
  • 画像説明会場風景(日本画) 第8回日展
  • 画像説明会場風景(洋画) 第8回日展
  • 画像説明村居正之 黎明 第9回日展出品作
  • 画像説明小灘一紀 伊邪那岐命の悲しみ 第9回日展出品作
  • 画像説明山田朝彦 道標2022 第9回日展出品作
  • 画像説明宮田亮平 シュプリンゲン22-2 第9回日展出品作
  • 画像説明土橋靖子 三諸の山 第9回日展出品作

会員向けご提供広報用データ

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