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第119回 日展
The119th NITTEN The Japan Fine Arts Exhibition

国立新美術館

開催期間会期

日本最大級の公募展日展は、1907年(明治40年)の第1回文展より数えて、今年119年を迎えました。本年も10月30日より11月22日まで、国立新美術館にて第119回日展を開催いたします。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門にわたり、全国各地から応募された作品の入選者ならびに日展会員、準会員、前年度特選受賞者の作品、約3000点が一堂に会し、幅広いジャンルの現代の芸術作品をご覧いただけます。東京展の後は、京都、名古屋、大阪、富山の4か所を巡回いたします。

第119回日展ポスター

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作家にとって、挑戦する、価値を評価される日展。比較してみる魅力
公募展への応募が減少傾向のなかで、1万1000人を超す応募者がある日展。その魅力は作家が「挑戦する」こと、入選や受賞によって、「今までの努力や自分の価値をきちっと評価される」ことにあります。日展でいろいろな評価を受け、多くの人たちに見ていただけると同時に、ジャンルや会派を超えて他の作家と比べて見ることができ、再確認できる。その繰り返しが日展の面白さです。
また日展には、恒例の「手紙を書こう」という企画があります。これは小学生から高校生までの方が作品を見て作家に手紙を書くと、作家から返事が届くというものです。私は「去年と違うね」と書かれた手紙をいただき、毎年、作品の変化を見てもらっているというのをとても嬉しく思いました。そして、鑑賞者の方には、今年はまたこんな新たな作家が出てきたと発掘できる喜びもあるでしょう。

本年度より「未央賞」新設。毎年全員替わる審査員
今年から新たに「未央賞」を、各科に5名以内設けました。未央とは、「尽きることがない」という意味で、一般入選者の中から、今後の成長や将来性を重視して、未来のさらなる活躍を促すために激励を込めて贈られる賞です。特選には選ばれなかったけれども、年齢もキャリアも全く関係なく、作家が自信を持っていけるよう後押しをする。ある意味で日展は養成所です。独り立ちできて、作家として一生自分のことを全うできる人になってもらえたら嬉しいかなという気がしています。また日展では、審査員が毎年全員替わります。公平感があって、日展カラーというのは作らないのです。審査員はその年の作品の審査だけではなく、作品講評から会場のレイアウトまでを担当しています。

森林浴する気持ちで鑑賞。全国を巡回する日展
さあ、日展にいらして、ぜひ森林浴をする気持ちで会場を歩いてみてください。会期中、私は何度も通って会場内を歩きます。そのたびに、同じ作品であってもその時の感情やコンディションで見え方が違ってきます。作品は変化してくれない。変化するのは人間のほうです。だから今日はこんなに違っていると感じられるのが面白い。一生懸命探そうしなくても作品の方が自分を呼んでいる。それで足が止まって見入ってしまう。そういう楽しみ方ができるのが日展です。3000点がお待ちしています。さらに日展は全国を巡回いたします。全国の作家の作品が集まる東京展がコンパクトになって巡回先へ移動し、主要作品と地元作家作品を並べ、そこで、また面白い相乗効果が得られます。来年日展120年に向けての準備の年ともなる第119回日展を、ぜひ多くの方にご覧いただけますよう願っております。

公益社団法人日展 理事長 宮田亮平


日展とは
日展は、その前身である文展(文部省美術展覧会)の創設から今年119年目を迎える伝統ある美術団体です。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書と5つの部門からなり、世界でも類をみない総合美術展としてほぼ毎年開催され、全国の多くの美術ファンを集めています。その歴史をさかのぼれば、江戸時代の長い鎖国の後、日本は産業の育成と同時に芸術文化のレベルアップの必要性を感じていました。文部大臣の牧野伸顕は、オーストリア公使時代より日本の美術の水準を高めたいという夢を抱いており、1906年に念願の公設展開催を決め、1907年に文展が開催されました。その後、「文展」は「帝展」「新文展」「日展」と名称を変えつつ日本の美術界の中核として、119年の歴史を刻んでいます。当初は日本画、洋画、彫刻の三部門でしたが、1927年に工芸美術、1948年に書が加わり総合美術展となりました。1958年より民間団体として社団法人日展を設立。1968年に改組が行われ、2012年からは公益社団法人となり、2014年7月より新体制となりました。
日展は、毎年10月に作品公募を行います。昨年の応募点数は11,437点で、そのうち入選は2,345点、日展会員の作品など662点を合わせ、計3,007点が展示されました。今年も、約3,000点の作品が3週間にわたり、六本木の国立新美術館で展示され、その後、京都、名古屋、大阪、富山の4会場を巡回する予定です。熱気あふれる会場から日本の美のいまを体感ください。


日展の特徴とみどころ
日展では、切磋琢磨された日本の現代作家の作品、しかも5部門のジャンルの新作3000点が一堂に会します。エネルギーに満ちた会場で、新たな日本の美術との出会いをお楽しみいただけます。

日展は5部門が揃う、世界でも類をみない総合的な公募展
5つの部門(日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書)の作家が年に1度、日展のために制作した新作が揃う、世界でも類をみない総合的な公募展。伝統的な作品から現代的な作品まで、テーマもジャンルも幅広い作風をご覧いただけます。

今年設立119年目の美術団体
明治40年から続く今年設立119年目の美術展。歴史的にも、東山魁夷、黒田清輝、朝倉文夫、板谷波山、青山杉雨など、多くの著名な作家を生み出してきました。

日本で最大級の公募展
昨年は、全国から5部門で11,437作品が寄せられ、2,335点が入選。会員などによる無鑑査の662点とともに、3,007点を展示しました。

日本の芸術家の渾身の最新作が集結
文化勲章受章者の中村晋也(彫刻)、奥田小由女(人形)、井茂圭洞(書)、文化功労者の森野泰明(陶芸)、中井貞次(染色)、宮田亮平(金工)、黒田賢一(書)、髙木聖雨(書)などの作品も展示。
10代から100歳を超える作家たちの現在の作品をご覧いただけます。

現代の世情を写しだす作品群
展示された作品は作家の今を写す鏡ともいえます。作品から世相や時代背景など多くのことを読み取る楽しさがあります。

全国の日展作家がバックアップし、鑑賞を深めるイベントを開催
会期中、鑑賞の理解を深めるイベントを多数開催しています。

日展理事長 宮田亮平(みやたりょうへい)
日展理事長 宮田亮平(みやたりょうへい)
1945年、新潟県(佐渡)生まれ。1970年、東京藝術大学美術学部工芸科卒業、同年、第2回日展初入選。1972年、東京藝術大学大学院美術研究科工芸(鍛金)専攻修了。1981年、第13回日展「ゲルからの移行『8』」により特選受賞。1997年、第29回日展「ぱーるんぐ」により特選受賞。2005年、東京藝術大学学長。2009年、第41回日展「シュプリンゲン『悠』」により内閣総理大臣賞受賞。2012年、第43回日展出品作「シュプリンゲン『翔』」により日本芸術院賞受賞。2016年、文化庁長官。2023年、文化功労者。2025年、瑞宝重光章受章。現在、日展理事長、日本芸術院会員、東京藝術大学名誉教授・顧問。国立工芸館・顧問。

開催概要

展覧会名第119回 日本美術展覧会
英語表記The119th NITTEN The Japan Fine Arts Exhibition
会期
2026年10月30日(金)〜2026年11月22日(日)
会場 国立新美術館
住所 106-8558 東京都港区六本木7丁目22-2 Google Map
時間
10:00〜18:00(最終入場時間 17:30)
休館日
11/4(水)、10(火)、17(火)
入場料
当日券一般 1,500円 
前売券・団体券一般1,200円
学生(高校生・大学生)は無料。入口で学生証の提示をいただきます。
・小・中学生は無料。
・団体券は20名以上。20枚購入につき招待券1枚を進呈。
・前売券は、チケットぴあ、ローソンチケット、ファミリーマート店内Famiポート、CNプレイガイドほか、主要プレイガイド、デパート友の会、画廊、画材店などで発売。(前売券販売期間:10月1日~10月29日)
・日展ウェブサイトからもご購入いただけます。
【お得なチケット】
ペアチケット(前売りコンピューターチケットのみ)1枚2,200円。お二人で入場の方、またはお一人で会期中2回入場いただく方に、お得なチケットです。他の割引との併用はできません。(販売期間は前売券と同じ)
トワイライトチケット(時間限定入場券・会場窓口販売)
観覧時間:午後4時~午後6時 入場料:一般 700円
*チケットやイベントなど最新の開催情報は「日展ウェブサイト」でご確認下さい。
TEL 一般お問合わせ 日展事務局 TEL.03-3823-5701
URL
日展ウェブサイト
https://nitten.or.jp
主催 公益社団法人 日展
後援 文化庁/東京都
アクセス国立新美術館 東京都港区六本木7-22-2
東京メトロ千代田線乃木坂駅直結 都営大江戸線 六本木駅7出口徒歩約4分
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口徒歩約5分
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会期中のイベント

*最新の情報は、公式サイトで告知させていただきます。

講演会・シンポジウム・映像による作品解説
場所:国立新美術館 3階 講堂(入場無料)
※各日、講堂前にて整理券をお配りします。(30分前~)  

日本画
11月7日(土) 午後 1:00~2:30
映像による作品解説「自作を語る」 今年度受賞者(大臣賞・都知事賞・会員賞・特選)
映像による作品解説  今年度審査員

彫刻
11月7日(土) 午後 3:00~4:30
「彫刻表現の系譜 ―歩みとこれから―」
第1部 映像による作品解説 今年度特選作品を作者と審査員が解説
司会(進行)寺山三佳
第2部 日展史アラカルト「名作の数々は日展で生まれた」 他


11月14日(土) 午後 1:30~3:00
シンポジウム「日展の書」 中村伸夫
司会(進行) 中村伸夫
作品解説「書」 伊藤一翔 井上清雅 河西樸堂 田頭一舟 田中徹夫 吉田成美
司会(進行)佐々木宏遠 吉澤鐵之

洋画
11月21日(土) 午後 1:00~2:30
映像による作品解説 今年度審査員 
司会(進行)石田宗之 寺久保文宣 

工芸美術
11月21日(土) 午後 3:00~4:30
映像による作品解説「工芸美術の魅力」

わくわくワークショップ 
親子で記憶に残る体験をしてみませんか!
小・中学生とその保護者を対象に、日展作家の指導のもと、各部門のワークショップを行います。各回約2時間
11月1日(日) 午前10:30~ 日本画・洋画・書 午後2:00~ 彫刻・工芸美術(漆)
11月8日(日) 午前10:30~ 日本画・洋画・書 午後2:00~ 彫刻・工芸美術(染)
11月15日(日) 午前10:30~ 日本画・洋画・書 午後2:00~ 彫刻・工芸美術(金属)
対象:小・中学生とその保護者(参加費は無料、保護者は入場券を各自ご用意ください。) 
場所:国立新美術館 3階 講堂
申込受付:ハガキかFAX、又はメールで参加希望者の住所・電話番号・氏名・学年・人数・希望日・希望部門(※第2希望まで)を明記のうえ、下記までお申し込みください。申し込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。(受付締切 10/23必着)
受付人数:各部門10組(20名程度)
[お申し込み・お問い合せ] 〒110-0002 東京都台東区上野桜木 2-4-1 
日展事務局・わくわくワークショップ係
TEL.03-3823-5701 FAX.03-3823-0453 E-mail event@nitten.or.jp 

らくらく鑑賞会 
出品作家達と一緒にゆっくり日展を鑑賞したい方に
開催日程 11月9日(月)・16日(月)
定員:各回10~15名
参加費:1名5,500円(入場料、昼食、テキスト他)
時間:10:30集合、16:10解散(昼食つき)
※予約制 (詳細は下記日展事務局までお問い合せください。)
※定員に満たない場合は中止することがあります。

ミニ解説会 
会期中の平日に一人からでも解説が受けられます
開催日程 第119回日展会期中の平日 (土・日・祝日・初日を除く)午後1時30分~(30分程度)
定員:各部門20名(5部門)※参加費無料 各自入場券要。予約制

グループ作品解説
平日(月~金)に15名前後の団体で作品解説を 
開催日程 第119回日展会期中の平日  
定員:15名前後の団体
日展作家が会場をご案内いたします。日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書のいずれか1部門をお選びいただき、約1時間で主要作品をご説明いたします。ご希望のグループは、事前にご予約ください。
校外学習やクラブ活動など、学校のグループにも学年や目的に応じた解説をいたします。ご相談ください。

触れる鑑賞プロジェクト 彫刻作品の一部
彫刻の一部の作品には、触れて鑑賞いただけます。

巡回予定

開催地会期会場主催 / 主管
東京令和8年10月30日~11月22日国立新美術館公益社団法人日展
京都令和8年12月19日~令和9年1月16日京都市京セラ美術館日展京都展実行委員会
名古屋令和9年1月27日~2月14日愛知県美術館ギャラリー中部日展会
大阪令和9年4月15日~4月24日大阪市立美術館 天王寺ギャラリー公益社団法人日展
富山令和9年4月30日~5月16日富山県民会館美術館北日本新聞社

広報用画像一覧

  • 画像説明日展会場風景 日本画 2025年
  • 画像説明日展会場風景 洋画 2025年
  • 画像説明日展会場風景 彫刻 2025年
  • 画像説明日展会場風景 工芸美術 2025年
  • 画像説明日展会場風景 書 2025年
  • 画像説明第119回日展ポスター

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