プレスリリース
UPDATE
ヒューマニズムに生きたバルト三国写真展
Human Baltic
われら バルトに生きて
スパイラルガーデン
スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23)にて、国内初となるバルト三国ヒューマニスト写真展「Human Baltic われら バルトに生きて」を2024年5月27日(月)より6月9日(日)まで開催いたします。1960年代から1990年代に、バルト三国(リトアニア、ラトビア、エストニア)で活躍した17人の伝説的なヒューマニスト写真家達の作品200点以上が一堂に集結。写真家達の視点を通じて日常の大切さ、表現の自由、芸術の社会的役割にフォーカスします。
展覧会概要
NGO団体KOI NIPPONは、2024年5月27日(月)から6月9日(日)まで、スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23)にて、国内初バルト三国ヒューマニスト写真展「Human Baltic われら バルトに生きて」を開催します。また、展覧会会期中は、トークイベントや、バルト三国で起きた歴史的な平和デモ活動をARで体験できるアプリ「バルトの道」もお楽しみ頂けます。
本展は、1960年代から1990年代に、バルト三国(リトアニア、ラトビア、エストニア)で活躍した17人の伝説的なヒューマニスト写真家による200点以上の作品を展示し、日常の大切さ、表現の自由、芸術の社会的役割に焦点を当てます。
バルト三国で起きたヒューマニスト写真運動とは?
第二次世界大戦の影響で起こったヒューマニスト写真運動は、一人一人の人間性の重要さに光を当て、平和を推進してきました。バルト三国に生きたヒューマニスト写真家達は、厳しい国家検閲やグローバルな視点に対する敵意に晒されながらも、視覚的な比喩や、隠れメッセージ、「イソップ言語(検閲を逃れるための特殊なコミュニケーション言語)」などを用いながら、人々を照らし制約に挑戦していきました。
写真家の視点を通して、ソ連時代を生きたバルト三国の人々のリアルな姿を感じながら、人生の力強さ、優美さ、複雑さをご覧ください。
メインキュレーター
・アグネ・ナルシンテ Agnė Narušytė
キュレーター(五十音順)
・イヴェタ・ガバリーナ Iveta Gabalina
・クリステル・アイメー・ラウラ Kristel Aimee Laur
・トーマス・ヤールベルト Toomas Järvet
参加アーティスト(五十音順)
エストニア
・アルノ・サール Arno Saar
・エネ・カルマ Ene Kärema
・カリユ・スール Kalju Suur
・ペーター・トーミング Peeter Tooming
・ペーター・ランゴヴィッツ Peeter Langovits
・ティート・ヴェルマーエ Tiit Veermäe
ラトビア
・アイヴァース・リアピンシュ Aivars Liepiņš
・アンドレス・グランツ Andrejs Grants
・グヴィドー・カヨンス Gvido Kajons
・グナーズ・ビンデ Gunārs Binde
・ゼンタ・ジヴィジンスカ Zenta Dzividzinska
・マーラ・ブラフマナ Māra Brašmane
リトアニア
・アルギマンタス・クンチュス Algimantas Kunčius
・アルゲルダス・シャシュコス Algirdas Šeškus
・アレクサンドラス・マシアウスカス Aleksandras Macijauskas
・ビオレタ・ブベリーテ Violeta Bubelytė
・ロームアルダス・ポルジェルスキス Romualdas Požerskis
バルトの道とは?
本展では、バルト三国の独立闘争において極めて重要な出来事であった「バルトの道」を、ARを用いたアプリケーションを活用し、体験することができます。バルトの道とは、1989年8月23日、約200万人以上の人々が手を繋ぎ、エストニア、ラトビア、リトアニアを横断する690kmに及ぶ人間の鎖「バルトの道」を形成した、重要な平和的デモ運動です。ソ連の占領に対するこの連帯と非暴力の抗議行動は、バルト三国が支配へ立ち向かい、集団行動の力と自由への切望を力強く示しました。本展では、アプリケーションを通して、重要な歴史的出来事であるバルトの道を体感するだけではなく、抑圧に対する連帯とレジリエンスの象徴をご覧ください。詳細は今後配信予定のプレスリリースをご覧ください。
開催概要
会期 |
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会場 | スパイラルガーデン |
住所 | 107-0062 東京都港区南青山5-6-23 Google Map |
時間 |
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入場料 |
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TEL | 03-3498-1171 |
URL |
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SNS | |
主催 | KOI NIPPON、ISSP Latvia、Juhan Kuus Documentary Photo Center |
共催 | エコツミプロジェクト |
助成 | Baltic Culture Foundation、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 【芸術文化魅力創出助成】、東芝国際交流財団、Lithuanian Council for Culture |
提供 | SIGMA、Artglass |
関連イベント
パネルディスカッション「写真に潜むダブルスピーク(二重表現)」
展覧会期間中、5月30日と6月4日には、バルト三国と日本の写真界の著名人によるパネルトークイベントを開催します。同時代の日本の写真との比較を通して、バルト三国と日本の写真家が、目紛しい変化の中でどのように社会を記録したか探求します。戦後、急速な近代化を遂げた日本の写真家たちは、バルト三国の写真家達と同様、伝統と進歩のせめぎ合いを捉えてきました。これらのパネルディスカッションでは、レンズを通して日常生活を写し出す力強さに焦点を当て、日本とバルト三国の写真表現の伝統と、時代が芸術表現に与える影響力に関して模索します。詳細は今後配信予定のプレスリリースをご覧ください。
広報用画像一覧
- カリユ・スール 《Together with Grandpa》1975
- ペーター・トーミング 《Renouncement (On the shore II)》1980s
- ゼンタ・ジヴィジンスカ the series《House by the River》1975
- ロームアルダス・ポルジェルスキス the series《Lithuanian Pilgrimages》1986
- アンドレス・グランツ 《Around Latvia - Jurmala, Dzintari》1987
- アルノ・サール《Merca, Neil, Jyrka and unknow boy》 1983
- ゲルダス・シャシュコス the series《TV》1975-1985
- アレクサンドラス・マシアウスカス the series《Rural markets》
- ロームアルダス・ポルジェルスキス the series《Lithuanian Pilgrimages》1978
- カリユ・スール 《Silence》1976
- ペーター・ランゴヴィッツ the series 《Morning at the new neighbourhood》1982-1992
- ペーター・ランゴヴィッツ the series 《Morning at the new neighbourhood》1982-1992
- ビオレタ・ブベリーテ《Nude 16》1983
- ゼンタ・ジヴィジンスカ the series《House by the River》1967
- アルギマンタス・クンチュス《Palanga》1977
- アルギマンタス・クンチュス《Palanga》1983
- マーラ・ブラフマナ
- エネ・カルマ the series 《Where Grandma Was Born》1978
- エネ・カルマ the series 《Where Grandma Was Born》1978
- グナーズ・ビンデ《Nude》1967
- グヴィドー・カヨンス the series《Subject 011》1988
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