
プレスリリース
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旅にまつわる絵とせとら
ー歌川広重から東山魁夷までー
茨城県近代美術館(茨城県水戸市千波町東久保666-1)にて、「旅にまつわる絵とせとら ー歌川広重から東山魁夷までー」を2025年7月16日(水)より8月31日(日)まで開催いたします。江戸時代の名所絵をはじめ、風光明媚な景勝地を描いた風景画など、現代にいたるまでの旅にまつわる多彩な絵画およそ200点を展観。200年以上前のガイドブックや画家が装丁を手掛けた旅行雑誌といった旅の“エトセトラ”にも注目します。
初代歌川広重《東海道五拾三次之内 庄野白雨》天保初期(1830年代) 郵政博物館蔵
※8/16~8/31 展示
展覧会概要
本展では、旅にまつわる多彩な絵画およそ200点をご紹介します。江戸時代の浮世絵に描かれた、人々がにぎやかに行き交う宿場町、明治期に海外へわたった画家たちが新鮮な驚きを込めて表した異国の光景、いにしえより描き継がれてきた風光明媚な名所など、旅の魅力がつまった作品が集結します。
また、200年以上前に人気を博したガイドブック『旅行用心集』八隅蘆庵著、1810年刊行)をはじめ、近代以降の画家たちが装丁や挿絵を手掛けた旅行雑誌や鉄道のポスターといった旅の“エトセトラ”にも注目します。時代ごとの旅の様子や文化を映し出す貴重な作品や資料をとおして、その時々に生きた人々が抱いた、旅することへの憧れや喜びに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
旅にまつわる多彩な絵画約200点と、江戸時代のガイドブックや画家が装丁を手掛けた旅行雑誌といった旅の“エトセトラ”を紹介。
【広報文2】(約100字)
江戸時代の名所絵をはじめ、風光明媚な景勝地を描いた風景画など、現代にいたるまでの旅にまつわる多彩な絵画およそ200点を展観。昔のガイドブックや画家が装丁を手掛けた旅行雑誌といった旅の“エトセトラ”にも注目します。
【広報文3】(約150字)
江戸時代の名所絵や絵双六をはじめ、風光明媚な景勝地を描いた風景画など、現代にいたるまでの旅にまつわる多彩な絵画およそ200点を展観。200年以上前に刊行された旅のガイドブックや、近代以降の画家たちが装丁を手掛けた旅行雑誌といった旅の“エトセトラ”にも注目し、普段の作品鑑賞ではなかなか知りえない旅事情の今昔を紹介します。
展覧会の見どころ
歌川広重から東山魁夷まで約60作家、約200点が集結
初代歌川広重が手掛け爆発的ヒットとなった「東海道五拾三次」の浮世絵シリーズを筆頭に、横山大観が明治期にインドで出逢った光景を描いた《流燈》(1909年)、旅を創作活動の源とした国民的風景画家・東山魁夷による北欧連作の一つ《白夜光》(1965年)など、江戸時代後期から現代にいたるまで、約60名の作家、約200点による旅情あふれる作品をご覧いただけます。
世界から日本、茨城の名所めぐりを疑似体験
展覧会場では絵画をとおして、画家たちが実際に訪れて描いたフランス・イタリア・イギリスなどのヨーロッパ、中国・インドなどのアジアといった世界各国の名所めぐりを疑似体験していただけます。また、国内の景勝地においては、連綿と絵の題材になってきた富士山はもちろん、古くから愛されてきた潮来や霞ヶ浦などの水郷、筑波山、袋田の滝といった茨城ならではの風景も取り上げます。
エトセトラで楽しむ、旅事情の今昔
現代にいたるまで、数々の画家たちが旅の風景を描いてきたのには、時代ごとの出来事や社会的な動向が深く関係していたことも見逃せません。たとえば、明治以降、近代化が進むとともに急速に発達した交通網、昭和初期に新聞社が主導した日本新八景の選定による名所ブーム、あるいは戦時下における聖地巡拝の流行などは、画家の旅のあり方や創作活動そのものに影響を与えました。
本展では、旅の“エトセトラ”として、日本初のグラフィックデザイナーとして知られる杉浦非水が装丁を手掛けた旅行雑誌『ツーリスト』や、「大正の広重」と称された吉田初三郎による鳥瞰図の観光案内といった資料類にも注目しながら、普段の作品鑑賞ではなかなか知りえない、旅事情の今昔をご紹介します。
楽しい落語のイベントも!
展覧会期間中の8月2日(土)午後2時からは、茨城県を落語で盛り上げようと結成された落語家ユニット「いばらく」の立川志のぽんさん(石岡市出身)、柳亭市寿さん(取手市出身)をお迎えし、落語と小噺体験のイベント「美術館寄席 江戸の旅路を笑いにのせて」を開催します。展覧会とあわせて、江戸時代の旅の風情や文化を感じていただく機会をご提供します。
開催概要
展覧会名 | 旅にまつわる絵とせとら ー歌川広重から東山魁夷までー |
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会期 |
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会場 | 茨城県近代美術館 |
住所 | 310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1 Google Map |
時間 |
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入場料 |
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TEL | 029-243-5111 |
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主催 | 茨城県近代美術館 |
後援 | 水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞つくば支局/日本経済新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局/LuckyFM茨城放送 |
イベント
美術館寄席「江戸の旅路を笑いにのせて」
出演:立川志のぽん(落語家)、柳亭市寿(落語家)
日時:8月2日(土) 午後2時~3時30分
会場:地階講堂
定員:250名(申込不要、参加無料、要企画展チケット、当日午前9時30分~整理券配布、お一人様1枚まで)
鑑賞講座
講師:髙田紫帆(本展担当学芸員)
日時:8月11日(月・祝) 午後2時~3時30分
会場:地階講堂
定員:250名(申込不要、参加無料)
学芸員によるギャラリー・トーク
講師:髙田紫帆(本展担当学芸員)
日時:7月20日(日) 午後2時~3時
会場:2階企画展示室
定員:なし(申込不要、要企画展チケット)
アートフォーラム
体験コーナー:「絶景!すごろく旅」
創作コーナー:「ハクタクさんのお守り作り」
その他、絵本コーナーや授乳スペースも
*ハクタク(白澤)は中国の神獣の一種。本展で展示する八隅蘆庵の『旅行用心集』で旅のお守りとして図柄が紹介されています。
レストラン「プティ・ポワル」期間限定メニュー
「カジキマグロのポワレ、白インゲンと南仏野菜の煮込み添えピストウ(バジル)風味」
本展でご覧いただく明るい南仏の風景画をイメージした一品。
南仏を代表するソースであるピストウのさわやかな風味が香る、夏にぴったりの期間限定メニューです。
※各イベントは、内容が変更または中止になる場合があります。ご来館の際は、当館HPでご確認いただくか、当館までお問い合わせください。
広報用画像一覧
初代歌川広重《東海道五拾三次之内 庄野白雨》天保初期(1830年代) 郵政博物館蔵
※8/16~8/31 展示初代歌川広重《東海道五拾三次之内 御油 旅人留女》天保初期(1830年代) 郵政博物館蔵
※8/1~8/15 展示三代歌川広重《東海名所改正道中記 旅人留女 亀山 関迄壱り半》1875年 郵政博物館蔵
※8/16~8/31 展示吉田博《槍ヶ岳》1921-26年 茨城県近代美術館蔵
横山大観《流燈》1909年 茨城県近代美術館蔵
三代歌川広重《東海名所改正道中記六郷川鉄道 川崎 神奈川迄二り半》1875年 郵政博物館蔵
※7/16~7/31 展示小杉未醒《水郷》1911年 東京国立近代美術館蔵
東山魁夷《白夜光》1965年 東京国立近代美術館蔵
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