プレスリリース
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画布(キャンバス)に描くまなざし
-ホキ美術館風景画展-
ホキ美術館(千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15)にて、「画布(キャンバス)に描くまなざし -ホキ美術館風景画展-」を2025年11月20日(木)より2026年5月13日(水)まで開催いたします。写実絵画は、完成するまでに非常に長い時間がかかります。なぜ作家はその風景に心を動かされたのか、1枚の完成に数ヶ月を費やす写実絵画としてその景色を残そうと思ったのか…。作家が想いを込めた数々の風景画から、ぜひ写実の魅力を感じてください。
原雅幸「雲の研究」2024年
展覧会概要
写実絵画は、完成するまでに非常に長い時間がかかります。作品によっては数ヶ月から年単位での時間がかかることもありますが、風景画を描く場合、長い時間をかけて作品と向き合う間にも、モデルとなった目の前の風景はさまざまに形を変えていることでしょう。
写真が目の前の一瞬を切り取って形に残すことに対して、写実絵画は対象を見つめ、作家がその目でとらえたものを作家自身が感じた形、感じた印象で描き出しています。
なぜ作家はその風景に心を動かされたのか、1枚の完成に数ヶ月を費やす写実絵画としてその景色を残そうと思ったのか…。
作家が想いを込めた数々の風景画から、ぜひ写実の魅力を感じてください。
見たままの自然の力強さを描いたもの、今はもう存在しない景色を、記憶を頼りに描いたもの、幼少期の思い出の中にある樹木の姿を今の景色へ投影したもの…
写実的な風景画と一まとめにしてしまうにはもったいないほど、作品には1つ1つ、作家の様々な想いが込められています。
どんな考えで、どんな想いを込めて画家はまなざしの先にある風景を画布(キャンバス)へと描きとめたのか…
風景画を鑑賞するとき、そんなことにも想いをはせていただければ幸いです。
主な展示作品
森本草介 「みちのく早春」 2004年
ホキ美術館にある森本草介の風景画は、ほとんどがフランスの田舎の風景を描いたもの。 この作品は唯一、 日本の風景がモデルになっており、 作家の母の故郷である岩手の地を描いたものだという。
小尾修 「咆哮」 2021年
台風によって根こそぎ倒された樹木に感じた、自然の恐ろしさと美しさという相反した気持ちをそのまま残したいと考えこの作品を描いたという。天に向かってむき出しになった木の根が、まるで空へと吠える龍の口のようにも見えたことから「咆哮」というタイトルになった。
ホキ美術館は世界でもまれな写実絵画専門美術館として、2010年に千葉市緑区に開館しました。そのコレクションは、保木将夫が収集した写実絵画作品、約500点を収蔵。千葉市最大の公園である緑ゆたかな「昭和の森」に面した、地上1階、地下2階の三層構造× 計500メートルにわたる展示スペース。回廊型のギャラリーでは、森本草介をはじめ、野田弘志、中山忠彦など、約60名の現代作家による写実の名品約120点を常時鑑賞することができます。ギャラリー1は鉄板構造によって一部空中に浮かせ、先端の窓からは森が見渡せます。不定期で、画家や専門家を招いてのギャラリートークを開催、過去にはクラシックギター、弦楽四重奏、ピアノとチェロの二重奏などのコンサートも開催されました。
施設画像ダウンロードはこちらから
開催概要
| 展覧会名 | 画布(キャンバス)に描くまなざし -ホキ美術館風景画展- | |
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| 会期 |
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| 会場 | ホキ美術館 | |
| 住所 | 267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15 Google Map | |
| 展示室 | ホキ美術館 ギャラリー1 | |
| 時間 |
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| 休館日 |
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| 観覧料 |
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| TEL | 043-205-1500 | |
| URL |
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| SNS | ||
| アクセス | 電車:東京駅からJR横須賀線・総武線で千葉駅乗換、またはJR京葉線で蘇我駅乗換、JR外房線 土気駅下車。土気駅南口より京成バス千葉イースト(旧:千葉中央バス)3番乗り場「ブランニューモール」行き「あすみが丘東4丁目」下車すぐ 車:首都圏中央道路『茂原北』ICから約10分、『大網白里』スマートICから約5分(ETC専用)。千葉東金道路『中野』ICから約15分。外房有料道路『板倉』ICから約8分 ※カーナビに住所を入力する場合は、ホキ美術館駐車場の住所「千葉市緑区あすみが丘東3-13」をご入力ください。 | |
同時開催
「第5回ホキ美術館大賞 入選作品展」
会場:ギャラリー2
会期:2025年11月20日(木)~2026年3月2日(月)
ホキ美術館では3年に1度、新しい写実絵画を制作する次世代の作家を発掘するための公募「ホキ美術館大賞」を行っています。
今回で第5回目の開催となるホキ美術館大賞の入選作品10点をギャラリー2にて 展示いたします。
ホキ美術館大賞 特別賞とは
ホキ美術館大賞展では、展示開始から1月末までの期間、入選作品の中から特別賞を決める投票が行われます。
ご入館時に、チケット1枚につき投票券1枚をお渡しします。ぜひ展示室で心惹かれた作品へご投票ください!
※結果発表は2月上旬予定となります。
Small Collection by HOKI
会期:2026年4月22日(水)~5月6日(水)
毎年恒例となったホキ美術館スモールコレクションを2026年も開催いたします。
展示される作品はすべてホキ美術館所蔵作家、この展示の為の描きおろし小作品(サイズSM~最大8号)を完全抽選で販売いたします。
※作品の詳細は3月ごろ発表予定です。
お申込み・お問い合わせ small@hoki-museum.jp(ホキ美術館スモールコレクション係)
広報用画像一覧
原雅幸「雲の研究」2024年
小尾修「咆哮」2021年
森本草介「みちのく早春」2004年
藤原秀一「デルフト東門」2014年
羽田裕「黎明富士」2019年
五味文彦「晩夏」2024年
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