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Transformation 越境から生まれるアート

開催期間:

公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館(館長 石橋 寬)は、「Transformation 越境から生まれるアート」展を開催します。「越境」と「変化」を着眼点に、19世紀半ばから第二次大戦後までのヨーロッパ、日本、アメリカの美術を展望します。異質な存在との接触や対話を契機に自らの芸術を刷新していった芸術家として、4人の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール、藤島武二、パウル・クレー、ザオ・ウーキーを特に取り上げ、新収蔵作品2点を含む、約80点の作品と資料により、その創作の態度に光を当てるものです。

ザオ・ウーキー《水に沈んだ都市》1954年
石橋財団アーティゾン美術館蔵
©2022 by ProLitteris, Zurich & JASPAR, Tokyo C3760

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展覧会概要

19世紀後半のマネや印象派をはじめ、前衛的な動向の相次ぐ出現に彩られるモダン・アート。その背景には、美術に関わるヒトやモノ、情報の移動や流通が、国家や大陸を越えて活発になされる、いわば美術をめぐる国際化の進展をうかがうことができます。それまでになく多様な影響関係の中に身を置くようになった近代以降の芸術家たちは、自らの芸術の理想とオリジナリティをどのように追求していったのでしょうか。
本展は、「越境」と「変化」を着眼点に、19世紀半ばから第二次大戦後までのヨーロッパ、日本、アメリカの美術を展望します。異質な存在との接触や対話を契機に自らの芸術を刷新していった芸術家として、4人の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール、藤島武二、パウル・クレー、ザオ・ウーキーを特に取り上げ、新収蔵作品2点を含む、約80点の作品と資料により、その創作の態度に光を当てるものです。

本展の見どころ

1. 「越境」を切り口に、国際化する近現代美術を展望する。
19世紀半ば以降に加速する世界の国際化は、美術の領域にも影響を及ぼしました。国境や大陸を越えた作家・作品の移動や知見・評価の伝播といった「越境」がより活発に行われる環境は、世界にどのような創作を生み出したのか。ヨーロッパ、日本、アメリカの各地にわたるアーティゾン美術館のコレクションを基盤に、地政学的な視点から近現代美術を再考する試みです。

2. 4人の画家を軸に、各々における「越境」と、その後の創作上の変化をたどる。
ピエール=オーギュスト・ルノワール、藤島武二、パウル・クレー、ザオ・ウーキーという、活動の時期と地域を異にする4人の画家に特に着目。各々の「越境」が創作にもたらした「Transformation=変化」を検証します。特にルノワールについては、石橋財団のコレクションに加えて、国内の美術館および所蔵家より、計6点の優品を借用展示します。

3. パウル・クレーとロベール・ドローネーの新収蔵作品を初公開。
石橋財団は2021年、パウル・クレーの作品《平和な村》(1919年)と、ロベール・ドローネーの作品《街の窓》(1912年)を新たに収蔵しました。《街の窓》が制作された1912年は、当時、ミュンヘンを拠点に活動していたクレーが、かねてより「青騎士」の活動等を通して強い関心を寄せていたドローネーをパリに訪問した年でもあります。両者の関係とその影響の行方を映し出すこの2点は、本展が初公開となります。

構成

第1章 歴史に学ぶ —ピエール=オーギュスト・ルノワール
ヨーロッパ諸国の過去の美術についての研究が発展する19世紀のフランス。「画家は美術館で学ばねばならない」(アルベール・アンドレの証言による)として、諸国の美術館訪問を通して先人の残した芸術との対話を重ね、自らの理想とする絵画の追求に晩年まで取り組んだルノワールの創作を取り上げます。

第2章 西欧を経験する —藤島武二、藤田嗣治、小杉未醒
明治期以降、日本では西欧由来の油彩技法の受容が進みますが、彼の地を自ら踏み、息づく伝統に直に ふれる経験は、画家たちの創作をめぐる意識にさまざまな方向をもたらすことになります。洋画家の「西欧経験とその後」を、藤島武二を中心に三人の画家の創作にうかがいます。

第3章 移りゆくイメージ —パウル・クレー
画業初期、同時代のフランス美術に影響を受けたドイツ人画家クレーは、第一次大戦を経て、バウハウスのマイスターとして、あるいはシュルレアリスムの先駆者として、同時代の諸動向と呼応しつつ、多様なイメージのもとに受容されていきます。その多面性は、クレーの創作上の変化とともに、美術をめぐる戦間期のドイツとフランス、さらにはヨーロッパとアメリカの関係の変容を映し出しています。

第4章 東西を超越する —ザオ・ウーキー
第二次大戦直後にパリに移った中国出身の画家ザオ・ウーキー。クレーの影響下に自らの様式を確立した後、同時代のフランスの抽象絵画やアメリカの抽象表現主義など、世界のさまざまな動向との接触を通してその造形言語を変化させていく姿は、洋の東西や国籍を超越した創作のありようを典型的に示しています。

藤田嗣治《猫のいる静物》1939-40年
©Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 C3757

※こちらは著作権保護期間中の図版です。こちらの広報用画像をご希望の場合は、広報課までご連絡ください。
*展覧会タイトルを省略する場合は【Transformation】とご記載ください。
同時開催:
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 ピカソとミロの版画 —教育普及企画—
*「石橋財団コレクション選」の広報用画像をご希望の場合は、広報課へお問い合わせください。

開催概要

会期
2022年4月29日(金・祝)〜2022年7月10日(日)
会場 アーティゾン美術館
住所 東京都中央区京橋1-7-2 Google Map
展示室 アーティゾン美術館 5階展示室
時間
10:00〜18:00
(4月29日を除く金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日
入館料
日時指定予約制(3月1日[火]よりウェブ予約開始)
ウェブ予約チケット1,200円、当日チケット(窓口販売)1,500円、学生無料(要ウェブ予約)
*この料金で同時開催の展覧会をご覧いただけます。
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*開催情報は予告なく変更となることがあります。
URL
【公式サイト】アーティゾン美術館
https://www.artizon.museum/
URL2
【公式サイト】アーティゾン美術館|展覧会詳細ページ
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/540
SNS
主催 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
担当学芸員:島本英明、上田杏菜
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広報用画像一覧

  • 画像説明 パウル・クレー《平和な村》1919年
    石橋財団アーティゾン美術館蔵
  • 画像説明 ロベール・ドローネー《街の窓》1912年
    石橋財団アーティゾン美術館蔵
  • 画像説明 ピエール=オーギュスト・ルノワール《ルーベンス作「神々の会議」の模写》1861年 国⽴⻄洋美術館蔵(梅原龍三郎氏より寄贈)
  • 画像説明 ピエール=オーギュスト・ルノワール《浴後の女》1896年
    東京富士美術館蔵
    Ⓒ東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
  • 画像説明 藤島武二《東海旭光》1932年
    石橋財団アーティゾン美術館蔵
  • 画像説明 ⼩杉未醒(放庵、放菴)《⼭幸彦》1917年
    石橋財団アーティゾン美術館蔵
  • 画像説明 パウル・クレー《宙飛ぶ竜の到着》1927年
    石橋財団アーティゾン美術館蔵
  • 画像説明 パウル・クレー《守護者》1932年
    石橋財団アーティゾン美術館蔵
  • 画像説明 ザオ・ウーキー《水に沈んだ都市》1954年
    石橋財団アーティゾン美術館蔵
    ©2022 by ProLitteris, Zurich & JASPAR, Tokyo C3760
  • 画像説明 ザオ・ウーキー《無題》1980年
    石橋財団アーティゾン美術館蔵
    ©2022 by ProLitteris, Zurich & JASPAR, Tokyo C3760

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