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アーティゾン美術館 2023年 展覧会スケジュール

公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館(館長 石橋 寬)は、2023年に開催する展覧会スケジュールを決定しましたので、ご案内します。

フランティセック・クプカ《赤い背景のエチュード》
1919年頃【新収蔵作品】

この展覧会の広報用データのお申込みは
終了しました。

2023年 展覧会スケジュール


第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展
ダムタイプ|2022: remap
Japan Pavilion Exhibition in Tokyo—From the 59th International Art Exhibition, La Biennale di Venezia
Dumb Type, 2022: remap
会期:2023年2月25日[土] - 5月14日[日]

ダムタイプ《2022》 撮影:高谷史郎 ©ダムタイプ
ダムタイプ《2022》 撮影:高谷史郎 ©ダムタイプ

第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示に選出されたのは、日本のアート・コレクティブの先駆け的な存在であるダムタイプ。1984年の結成時から一貫して、身体とテクノロジーの関係を独自な方法で舞台作品やインスタレーションに織り込んできた彼女/彼らは、坂本龍一を新たなメンバーに迎え、ヴェネチアで新作《2022》を発表しました。「ポスト・トゥルース」時代におけるコミュニケーションの方法や世界を知覚する方法について思考を促す本作を、帰国展として再構成してご紹介します。

アーティスト:ダムタイプ(プロジェクトメンバー:高谷史郎、坂本龍一、古舘健、濱哲史、白木良、南琢也、原摩利彦、泊博雅、空里香、高谷桜子)

会  場:アーティゾン美術館 6階展示室
開館時間:10:00ー18:00(5月5日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館、独立行政法人国際交流基金
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,200 円、当日チケット(窓口販売) 1,500 円、学生無料 (要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ
Delighting in Art —Seeing, Feeling, Learning
会期:2023年2月25日[土] - 5月14日[日]

ベルト・モリゾ《バルコニーの女と子ども》1872年 アンリ・マティス《青い胴着の女》1935年
(左)ベルト・モリゾ《バルコニーの女と子ども》1872年、(右)アンリ・マティス《青い胴着の女》1935年

アーティゾン美術館は、みなさまに美術作品により親しんでいただくために、これまでさまざまなラーニングプログラムをご提供してまいりました。この展覧会は、こうしたプログラムの成果をもとに、所蔵作品の中から厳選した作品を、ひと味違った展示方法により楽しんでいただくものです。内容は「肖像画のひとコマ ―絵や彫刻の人になってみよう」、「風景画への旅 ―描かれた景色に浸ってみよう」、「印象派の世界を体感する― 近代都市パリの日常風景」の3つのセクションで構成します。作品をじっくりご覧いただき、存分にその世界を感じ、さらにより深く学んでいただく機会をご提供します。
会期中には、本展に関連した各種ラーニングプログラムの開催も予定しています。

会  場:アーティゾン美術館 5階展示室
開館時間:10:00ー18:00(5月5日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,200 円、当日チケット(窓口販売) 1,500 円、学生無料 (要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開
セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ
ABSTRACTION: The Genesis and Evolution of Abstract Painting
Cézanne, Fauvism, Cubism and on to Today
会期:2023年6月3日[土] - 8月20日[日]

 
(左)フランティセック・クプカ《赤い背景のエチュード》1919年頃【新収蔵作品】、(右)ウィレム・デ・クーニング《一月》1947-48年 【新収蔵作品】©︎2022 The Willem de Kooning Foundation, New York/ ARS, New York/ JASPAR, Tokyo 
※こちらは著作権保護期間中の図版です。こちらの広報用画像をご希望の場合は、広報課までご連絡ください。

19世紀末から第一次世界大戦が勃発するまでの間、フランスが平和と豊かさを享受することが出来たベル・エポックの時代。芸術を生み出す活気と自由な雰囲気にも満ち溢れ、世紀初頭にはフォーヴィスム、キュビスムなどの新しい美術が芽吹いて花咲き、やがて絵画表現の到達点のひとつとして抽象絵画の誕生を導きました。その後抽象絵画は20世紀の美術表現を主導することになりました。この展覧会は、抽象絵画の発生の前後より、戦前戦後のフランス絵画を中心とした興隆の動向、戦後についてはフランスの熱い抽象、抽象表現主義、さらには日本の実験工房や具体など同時多発的に、多様に展開し、次代へとつながった抽象絵画のあゆみを展観します。

会  場:アーティゾン美術館 6・5・4階展示室
開館時間:10:00ー18:00(8月11日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(7月17日は開館)、7月18日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,800 円、当日チケット(窓口販売) 2,000 円、学生無料 (要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。


ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃
ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン
Jam Session: The Ishibashi Foundation Collection x Yamaguchi Akira
Drawn to the Irresistible Sensation
会期:2023年9月9日[土] - 11月19日[日]

山口晃《当世壁の落書き》 山口晃《東京圖》(部分)作家蔵
(左)山口晃《当世壁の落書き》2021年 作家蔵 、(右)山口晃《東京圖》(部分)作家蔵

日本は近代を接続し損なっている、いわんや近代絵画をや。
写実絵画やアカデミズム絵画に対する反動としての、あるいはその本来性を取り戻すためのものが西欧の〈近代絵画〉であろう。が、写実絵画やアカデミズム絵画の歴史を持たぬ本邦に移入された近代絵画とはなんであろう。


西欧の近代絵画と日本の近代絵画を蔵する石橋財団コレクションを前にして、改めて、山口晃(1969- )はそう述べます。
今回のジャム・セッションでは、「近代」、「日本的コード」、「日本の本来性」とは何かを問い、歴史や美術といった人間社会の制度をぶっちぎらんとする、「やむに止まれぬサンサシオン」な山口晃をご覧いただきます。

会  場:アーティゾン美術館 6階展示室
開館時間:10:00ー18:00(11月3日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,200 円、当日チケット(窓口販売) 1,500 円、学生無料 (要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


創造の現場
ー映画と写真による芸術家の記録
From the Scene of Creation —Artists’ Archives in Films and Photographs
会期:2023年9月9日[土] - 11月19日[日]

撮影の様子(左下が梅原龍三郎)	 
(左)撮影の様子(左下が梅原龍三郎) 、(右)安齊重男《堂本尚郎、作家スタジオ、東京、1980年6月》1980/2017年

1953年、ブリヂストン美術館は開館の翌年に映画委員会を発足しました。1964年までの11年間に60人の芸術家を取材し、アトリエでの制作風景や日常の様子などを記録した17本の映画を制作しました。また、近年当館は安齊重男(1939-2020)によるアーティストの記録写真を収集しています。安齊は戦後の現代美術の現場を記録し続けた写真家です。芸術家の記録映画制作や安齊作品の収集は、芸術に関わるアーカイブに対する石橋財団の一貫した姿勢を示すものとして捉えることができます。本展は映画委員会が制作した貴重な美術映画と取材対象となった芸術家たちによる作品、そして安齊作品を紹介し、日本近現代美術の現場を展観します。

会  場:アーティゾン美術館 5階展示室
開館時間:10:00ー18:00(11月3日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,200 円、当日チケット(窓口販売) 1,500 円、学生無料 (要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


マリー・ローランサン ―時代をうつす眼
Marie Laurencin: An Eye for Her Time
会期:2023年12月9日[土] - 2024年3月3日[日]

マリー・ローランサン《二人の少女》1923年
マリー・ローランサン《二人の少女》1923年

マリー・ローランサン(1883-1956)は、20世紀前半に活躍した女性画家です。ローランサンは、パリのアカデミー・アンベールで学び、キュビスムの画家として活動をはじめました。1914年にドイツ人男爵と結婚、ドイツ国籍となったため、第一次世界大戦がはじまるとフランス国外への亡命を余儀なくされました。1920年に離婚を決意して、パリに戻ってくると、1921年の個展で成功を収めます。第二次世界大戦勃発後もほとんどパリに暮らし、1956年に73歳で亡くなるまで制作をつづけました。本展ではローランサンの画業を複数のテーマから紹介し、関連する他の画家たちの作品と比較しつつ、彼女の作品の魅力をご紹介します。

会  場:アーティゾン美術館 6階展示室
開館時間:10:00ー18:00(2月23日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日ー1月3日、1月9日、2月13日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,800 円、当日チケット(窓口販売) 2,000 円、学生無料 (要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


石橋財団コレクション選
Selections from the Ishibashi Foundation Collection
石橋財団は、19世紀後半の印象派から20世紀の西洋近代絵画、明治以降の日本の近代絵画、第二次世界大戦後の抽象絵画、日本および東洋の近世・近代美術、ギリシア・ローマの美術など現在約3,000点の作品を収蔵しています。これらコレクションの中から選りすぐりの作品を年間を通じて様々にご紹介します。

特集コーナー展示
Special Section
4階コレクション選のフロアに特集コーナー展示を設けています。今年度は以下の展示を予定しています。


画家の手紙
Artists’ Letters
会期:2023年2月25日[土] - 5月14日[日]

坂本繁二郎《パリ郊外》1923年
坂本繁二郎《パリ郊外》1923年

画家の手紙には、師弟、先輩、後輩、友人、妻、恋人、子に対する思い、創作にまつわる悩みや苦労、エピソードが記され、ときに作家の人柄や人間模様もかいま見えます。石橋財団コレクションの中から、坂本繁二郎ら日本近代洋画家の手紙にまつわる作品、あるいは手紙そのものをご紹介します。

会  場:アーティゾン美術館 4階展示室
開館時間:10:00ー18:00(5月5日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,200 円、当日チケット(窓口販売) 1,500 円、学生無料 (要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


読書する女性たち
Women Reading
会期:2023年9月9日[土] - 11月19日[日]

メアリー・カサット《娘に読み聞かせるオーガスタ》1910年
メアリー・カサット《娘に読み聞かせるオーガスタ》1910年

ヨーロッパでは18世紀以降、読書する女性の姿が描かれるようになります。西洋に学んだ日本近代の画家たちも、同じ画題を取りあげました。本展では、石橋財団コレクションから、女性が読者として描かれたマティスやカサット、山下新太郎らの作品を紹介します。

会  場:アーティゾン美術館 4階展示室
開館時間:10:00ー18:00(11月3日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,200 円、当日チケット(窓口販売) 1,500 円、学生無料 (要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


野見山暁治
NOMIYAMA GYOJI
会期:2023年12月9日[土] - 2024年3月3日[日]

野見山暁治《タヒチ》1974年
野見山暁治《タヒチ》1974年

野見山暁治(1920-)は、具象と抽象のあいだを漂う独特の画風を確立し、102歳を迎える今年も精力的に作品を制作しています。特集コーナー展示「野見山暁治」では、近年新たに収蔵した3点を初公開し、石橋財団の所蔵作品から野見山暁治の魅力に迫ります。

会  場:アーティゾン美術館 5・4階展示室
開館時間:10:00ー18:00(2月23日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日ー1月3日、1月9日、2月13日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,800 円、当日チケット(窓口販売) 2,000 円、学生無料 (要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。

*所蔵の記載のない作品は全て石橋財団アーティゾン美術館蔵です。
*記載事項は変更の可能性があります。最新情報はウェブサイトをご確認ください。

開催概要

会場 アーティゾン美術館
住所 104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 Google Map
URL
【公式サイト】アーティゾン美術館
https://www.artizon.museum/
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広報用画像一覧

  • 画像説明ダムタイプ《2022》 撮影:高谷史郎 ©ダムタイプ
  • 画像説明ベルト・モリゾ《バルコニーの女と子ども》1872年
  • 画像説明アンリ・マティス《青い胴着の女》1935年
  • 画像説明フランティセック・クプカ《赤い背景のエチュード》
    1919年頃【新収蔵作品】
  • 画像説明山口晃《当世壁の落書き》
    2021年 作家蔵
  • 画像説明山口晃《東京圖》(部分)作家蔵
  • 画像説明撮影の様子(左下が梅原龍三郎)
  • 画像説明安齊重男《堂本尚郎、作家スタジオ、東京、1980年6月》
    1980/2017年
  • 画像説明マリー・ローランサン《二人の少女》1923年
  • 画像説明坂本繁二郎《パリ郊外》1923年
  • 画像説明メアリー・カサット《娘に読み聞かせるオーガスタ》1910年
  • 画像説明野見山暁治《タヒチ》1974年

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